日産 スカイライン

1983年1月~1985年1月

オイルショックとエミッションコントロールのために、'73年をもって生産中止を余儀なくされたGT-Rの伝説を復活させるべく、'81年11月、スカイラインのデビューから遅れること3カ月後にデリバリーが開始された。新たに日産のスポーツシンボルとなったDOHC16バルブFJ20型エンジンは、かつてのGT-R用の名機S20とは異なり4気筒ではあったものの、高度なチューニングに耐えうる純レーシングエンジンに近い材質を贅沢に使用、造り込みも入念なものだった。一般モデルとの外見上の違いは、初期モデルではラメレン型のラジエターグリル程度だったが、'83年8月のマイナーチェンジで、薄型の専用ヘッドライトと“鉄仮面”と呼ばれる専用のノーズが与えられた。一方、ボディの変化とは全く異なるスケジュールでエンジンのパワーアップも行なわれた。まず'83年2月、ターボが装着されて190PSとなり、'84年2月にはターボ仕様にインタークーラーを装着、205PSとしたRSターボCに発展した。FJ20エンジンは高度な分、製造コストが高騰し、結局この一代限りで消滅してしまう。'82、'83年の富士スーパーシルエット選手権では、グループ5仕様に改装されたスカイラインRSが長谷見昌弘選手のドライブで活躍した。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
2ドアハードトップ2000RSターボ - 1990cc 2 5速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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