ルノー 8

1966年1月~1970年1月

1958年からルノーと手を組んで高性能モデルの開発に取り掛かるようになったエンジニア、アメデ・ゴルディーニが、ドーフィン/オンディーヌに続いてチューニングを担当したモデルで、1965年に発表された。リアに積まれる直列4気筒OHVエンジンの排気量は8マジョールと同じ1100ccだったが、シリンダーヘッドを半球型燃焼室/クロスフローのバルブ配置に変更し、副燃焼室まで設けることで、最高出力は50PSから倍近い95PSにアップしていた。ボディはヘッドライトが大径化されたことが特徴で、オーナーの手で貼り付ける2本のストライプが付属していた。室内はシートなどは普通の8と共通だったが、メーターは丸型となり、回転計を追加している。しかし1100ccという排気量はモータースポーツの排気量分けでは不利であり、2年後には1300ccに拡大。パワーも103PSに強化された。トランスミッションがそれまでの4速から5速MTにされ、重量配分を適正化するためにリアに加えフロントにもフューエルタンクを装備したのも特徴。外観はヘッドライトの内側に1対のドライビングランプが増設された。ツーリングカーレースやラリーで活躍したほか、ワンメイクレースのベース車両としても活躍した。70年に前輪駆動の12ゴルディーニにバトンを渡して消滅している。写真とデータは1966年の1300のもの。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1255cc 4 5速MT フロア RR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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