脇阪寿一 ドライバーズコラム 第7回 僕のヴェルファイアをドレスアップしていこう!

今回の僕のヴェルファイアは、新たなグレードとして設定されたエクスクルーシブラウンジ。初めてこのクルマを見てすぐに一目惚れ。それはもちろん2列目のこのシートにこの内装。

乗り心地、クルマの動きも、前モデルより剛性が上がり、かなり向上、リヤサスペンションもこのクルマ専用に新設計されたものが入っている。

足回りとエンジン特性とのマッチングもかなり良く、僕としては細かな改良をして欲しい点はあるけどかなり高評価なクルマ。内装関係も色々と充実して申し分なし。手にして乗ってみると、クルマのイメージが前モデルとだいぶ違って思えた。前回までのヴェルファイアやアルファードは、ミニバンの中の高級車ってイメージですが、今回のモデルからは高級車に乗っている方々に、より広いスペース、より快適な乗り心地を求めてこのクルマを購入してもらう為のコンセプトが詰まっているという感じ。

実際、このクルマのこのグレードは、今まで運転手を付けてセダンタイプに乗っていた企業の重役の方々や、芸能の方々もこれに飛びついたと思います。

先ほども言いましたが、自分としたら満足なクルマ。
クルマの高級感や乗り心地から来るクルマ全体のイメージは、別のグレードに設定されているエアロ装着車より、少しおとなしく控えめなその出で立ちがマッチしている。最初はそれにも満足していた。
でもね、だんだん慣れてくると、少し物足りなくなってくる。

僕にとってヴェルファイアはこれが3台目で、1台目がヴェルファイアG’Spice、
2台目がG’s、いずれもスポーツモデルを所有していたこともあり、今回もそっち寄りに行ってみる!?と思い出したわけです。

(ヴェルファイア G’s)

幸い、前回のG’sに使用していたタイヤホイルがそのまま今回のヴェルファイアに装着できるということで、トライしてみました。

今回僕が訪れたのはレーシングドライバー密山祥吾選手の本格チューニングショップ、国立府中インターすぐにある「Adenau」。

普段は、欧州車と日産R35 GTRだけを専門に取り扱うチューニングショップです。その技術はスーパーGT参戦や、スーパー耐久に自身のチームを率いて参戦するくらいのレベルで本格的。

今回もピットで、メルセデスベンツAMG SLS-GT3、スーパー耐久シリーズに出場するクルマを整備していました。
欧州車専門店に、ヴェルファイア!?なんです、本当は!

でも、そんなの関係ありません。信頼できるお店でお願いしたい。しかも僕、ラッキーなことに密山選手の先輩でした。みなさんはダメですよ!欧州車かR35GTRでお願いします(笑)。

ノーマルが、ヨコハマタイヤのBluEarth E51 225/60R17、今回のホイルはWedsさんの最上級ブランド”Kranze”のGraben、タイヤがヨコハマタイヤさんのADVANsport 245/40ZR20ですから、だいぶイメージが変わります。

ただ問題は乗り心地で…。17インチで扁平が60から、20インチで扁平が40まで変わると、路面の凹凸に対してコツコツ感は出てきます。しばらく乗って、バランスが合わなければホイルのサイズを下げてみます。

そして、ホイルが変わればやはり全体的な見栄えのバランスが少し崩れます。何事もバランスが大切。

これから、雑誌を買ってきて何処かカッコ良いエアロを探します。よって、次回はエアロをドレスアップしてみます。今のところ、候補は…。

モデリスタ。
皆さん、どう思います!?
楽しみになってきた!!

脇阪寿一

[ガズー編集部]

MORIZO on the Road