びっしりと吊るされた光景は圧巻!冬の名物・大根やぐらを見に行こう 鹿児島県錦江町

  • 写真協力:鹿児島県南薩地域振興局

錦江町宿利原(やどりはら)地区では、毎年11月から1月にかけて巨大なやぐらにたくさんの大根を干す光景をあちらこちらで見ることができる。この「大根やぐら」は冬の風物詩として、毎年多くの観光客が訪れる注目のスポットだ。三角形に組まれたやぐらの中を大根を積んだ車が通れるほど大きく、1棟に干す大根はおよそ1万本と、まさに壮観。やぐらの中から上を見上げれば、その眺めに圧倒されそう。

大根やぐらのある宿利原農村公園から車で約7分の「神川ビーチ」は、夕日がきれいに見えると評判の海岸。ここでは「神川ビーチ 影絵の祭典」として、木材パネルを人物や動物の形に加工したオブジェが展示されている。特に夕暮れ時は海と夕日を背に美しいシルエットが浮かび、幻想的な光景だ。

ひと休みなら神川ビーチから車で約5分の「錦江町ゲストハウス よろっで」へ行ってみよう。宿泊できるゲストハウスに加え、日中はカフェ、夜はバーとしても利用できる地域の住民御用達の拠点施設だ。カフェでは、近くの神川海岸の夕日をイメージして2011年につくられたブレンドコーヒー「神川の夕日」の復刻版をはじめ、地元の食材で作る「きんこうタコライス」や「特製ケチャップオムライス」などの軽食を味わえる。

季節を告げる大根やぐらや影絵のオブジェが楽しい神川ビーチ、素敵なゲストハウスをめぐる冬のドライブへ出かけよう。

大根やぐら

干し大根づくりに最適な、錦江湾から冷たく乾いた潮風が吹く宿利原地区(宿利原農村公園周辺)で組まれる大根やぐら。毎年12月中旬~下旬に、やぐらをクリスマスツリーに見立てたライトアップイベントが行われる。

  • 写真協力:鹿児島県南薩地域振興局

大根は干してから1週間から10日ほどで水分が抜け、寒干し大根としてたくあんなどに加工される。

  • 写真協力:鹿児島県南薩地域振興局

やぐらの中は軽トラックなどが通れるようになっていて、車に積んだ大根を直接取り、干せるようになっている。

  • ライトアップは2021年も12月中旬に行われる予定。

神川ビーチ 影絵の祭典

夕日の名所として知られる神川ビーチに展示された、錦江町役場職員によるオブジェ群。夕日を背に浮かび上がる影絵が美しく、映えスポットとしてSNSなどで話題に。

  • 木材パネルでつくられたオブジェが海に映え、アーティスティックな美しさ。

  • 海に沈む夕日は、時間とともに刻々と色合いが変わり、いつまでも眺めていたくなる。

錦江町ゲストハウス よろっで

商店の跡地をDIYでリノベーション、2020年6月にオープンしたゲストハウス。大学生や若い起業家などが住むシェアハウスも隣接。イベントやワークショップは随時行われている。「よろっで」とは鹿児島弁で「一緒に」「揃って」の意。

  • カフェやバー、ゲストハウスやシェアハウスに人が集い憩う場所。

  • ハンドドリップコーヒーの「神川の夕日-よろっで限定ブレンド-」450円(税込)は、すっきりとした味わい。

  • ランチメニューのひとつ、見た目も華やかな「きんこうタコライス」750円(税込)。

■大根やぐら(宿利原農村公園)
住所:鹿児島県肝属郡錦江町宿利原地区
TEL:0994-28-2488(錦江町役場観光交流課)
アクセス:大隅縦貫道笠之原ICから車で約30分
駐車場:あり

■神川ビーチ 影絵の祭典
住所:鹿児島県肝属郡錦江町神川海岸
TEL:0994-28-2488(錦江町役場観光交流課)
アクセス:大隅縦貫道笠之原ICから車で約30分
駐車場:あり

■錦江町ゲストハウス よろっで
住所:鹿児島県肝属郡錦江町城元852-1
TEL:0994-27-4548
営業時間:11~16時(カフェ)
定休日:火・水曜(カフェ)
アクセス:大隅縦貫道笠之原ICから車で約40分
駐車場:あり(向かいの「ポケットパーク駐車場」を利用)
URL: https://www.yorodde.com/

※新型コロナウィルスの影響により内容が変更される場合がございます。各イベント・施設の公式HPにてご確認をお願いいたします。

※記事内のデータは2021年11月現在のものです。掲載後に料金、営業時間、定休日、メニュー等の内容が変更になることや、臨時休業等で利用できない場合があります。また、各種データを含めた掲載内容の正確性には万全を期しておりますが、おでかけの際には電話等で事前に確認・予約されることをお勧めいたします。

[ガズー編集部]

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