日光のおすすめドライブルート、自然豊かな霧降高原

歴史・文化だけではない、日光を彩る豊かな自然を訪ねて​

日光市街の北方に広がる霧降高原は、標高1000mを超える広大な高原。その中を走る霧降高原道路沿いには、いくつもの自然の見どころが点在する。日光市街から5分ほど車を走らせると、高さ75mの霧降の滝の観瀑台駐車場に。駐車場から徒歩6~7分ほどで観瀑台に行ける。ツツジが見事なつつじガ丘を過ぎ、繰り返す急なカーブが緩やかになったところがキスゲ平。標高1689mの丸山の中腹に広がる台地で、平成25年(2013)夏には遊歩道が完成する予定。六方沢にかかる長さ320mの逆ローゼ型アーチ橋の六方沢橋では車を止めて景観を楽しもう。全国でも指折りの乳牛育成牧場として知られる大笹牧場では、見る、食べる、体験すると楽しみがいっぱい。おみやげもここで。​​

ルートマップ:約1時間10分(約47km)

S:今市IC

約1.5km 国道121号、国道119号 約2分

1:杉並木公園・日光杉並木街道

スポット情報
今市ICを降り国道119号に入るとそこはもう日光杉並木街道だ。長い歴史の重みを感じさせる杉の巨木が立ち並ぶ。この並木道は徳川家に仕えた松平正綱が約20年の歳月をかけ杉の木を植樹し、慶安元年(1648)家康の33回忌に東照宮の参道として寄進したもの。

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約9.3km 国道119号、県道169号 約15分

2:霧降ノ滝

スポット情報
華厳ノ滝、裏見ノ滝と並ぶ日光三大名瀑の一つ。霧降川にかかる高さ75mの滝。滝は上下2段に分かれていて、上段が約25m、下段が約26mあり、原生林の中を縫うように流れている。下段の滝が岩に当たって飛び散る様子が、まるで霧を降らせるかのように見えることからその名が付いたといわれる。滝の周辺の自然が、紅や黄金色に彩られる10月下旬は美しさが一段とアップし、ハイカーや行楽客で賑わう。

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約6.5km 県道169号 約10分

3:日光霧降高原キスゲ平園地

スポット情報
日光連山の中腹、標高1300~1600mにかけて広がるキスゲ平園地は、春のツツジ類から夏のニッコウキスゲだけでなく、さまざまな種類の花々が咲き競う草原。園地内には遊歩道や展望台のほか、最上部まで続く1445段の天空回廊(階段)も整備され、草原に咲くさまざまな美しい花や、関東平野の雄大な展望を楽しめる。空気が澄んだ日には富士山や東京スカイツリー、太平洋などを望むこともできる。霧降高原レストハウスでは旬の自然情報や日光の観光情報を発信、また、2階のレストラン「日光霧降珈琲」ではコーヒーや軽食をとることもできる。

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約10km 県道169号 約15分

4:大笹牧場

スポット情報
霧降有料道路をひたすら走っていくと見えてくる、のどかな牧場。車を止めて写真を撮る人も数多い。ウマ・ヤギ・子牛が遊ぶふれあい牧場、わんぱく広場、こやぎの丘のほか、レストハウスもあり、家族連れなどで賑わっている。ジンギスカン定食セット1350円、ソフトクリーム350円も人気。高原ならではの牛乳100円はぜひ試してみたい。アイスクリーム作り、バター作りの食の体験工房が人気(4~11月の土・日曜、祝日、夏休み期間に営業)。

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約20km 県道245号、国道121号 約30分

5:今市IC

ベストシーズン

食の体験、酪農体験など、大笹牧場の観光は4月からスタート。場内にはカタクリの花も咲きだす。ヤシオツツジは5月中旬から。

6月下旬~7月下旬には、霧降高原のキスゲ平もちろんのこと、大笹牧場にもニッコウキスゲがいっぱい。

10・11月は、天気がよく霧も発生しないためドライブに格好の季節。霧降の滝や大笹牧場付近の紅葉が格別。

12~3月は雪の中。大笹牧場ではスノーモビルランドがオープンする。

ドライブ情報

  • 日光から大笹牧場へ至る霧降高原道路は、整備の整った観光道路。高低差があり、カーブも多いのでスピードは控えめに。
  • 新緑やツツジの開花期、紅葉シーズンは、霧降の滝見物で滝までの道は相当込み合う。早めの行動を。
  • 六方沢橋の両たもとには駐車場があるので、橋上を歩いて景観を楽しめる。脇見運転には要注意だ。

問合せ先情報

  • 日光観光協会0288-54-2496
  • 日光市観光交流課0288-21-5196

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