清華亭と豊平館
いずれも1880年に竣工された札幌に現存する木造建築の建物です。
本日は、久々に歴史的建造物について取り上げようと思います。
今回は、1881年(明治14年)に明治天皇が北海道へ
ご行幸された時に利用された札幌にある建造物
「清華亭」と「豊平館」についてご紹介します。

清華亭 建物全景
【写真をクリックすると、去年ご紹介した記事にジャンプします】
清華亭という建物は1880年(明治13年)に竣工され、
工期は8か月という時間を費やされたといわれています。
この建物の構造は、木造平屋建であり、
和洋折衷を巧みに組み合わされた外観のデザイン、
そして、ダーク系に纏った木製の外壁パネルなどが
この建物の特徴といえるでしょう。
清華亭の建物がある場所は、
都市型公園のルーツとなった偕楽園という公園があり、
これは1871年(明治4年)に開園されたそうです。
この公園は、現在、札幌市内にある公園で例えると、
大通公園や中島公園といった公園になるでしょうか。
1881年(明治14年)に明治天皇がご行幸された時に、
この建物は明治天皇のご休憩場として使われていました。
また、この建物の周りには、「明治天皇札幌御小休所」と
記された石碑が建立されています。
個人的には、上の写真でご紹介した場所から
この建物を見るのが一番気に入っています。
【清華亭 詳細】
☆住所 札幌市北区北7条西7丁目
【アクセス】
☆最寄駅:JR札幌駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線 さっぽろ駅
☆行き方:JR札幌駅北口より徒歩で10分ほど。
【休館日】
☆年末年始(12月29日〜1月3日)
【開館時間・入館料】
☆9:00〜16:00まで
☆入館料:無料

豊平館 建物前景
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一方の豊平館(ほうへいかん)は、1879年(明治12年)2月より
工事が始まり、完成したのは1880年(明治13年)11月と言われていて、
工期に費やされた時間は1年8ヵ月に及んだそうです。
この建物は、北海道開拓使の直属の洋風ホテルとして建設され、
かつて、この建物が建設された場所は、
現在の札幌市役所界隈にあったとのことです。
竣工されてから翌年に当たる1881年(明治14年)に
明治天皇がご行幸されたときに、
この建物は宿泊所として利用されていました。
現在地に移されたのは1958年(昭和33年)からで、
この建物が移転された理由としては、
旧札幌市民会館を建築するために移転されたためです。
現在は、結婚式場などとして利用されており、
この建物は国の重要文化財として指定されています。
この建物を見比べてみると、どちらも由緒のある建物だと言えます
札幌市内に現存する明治時代に建設された木造建築の
代表的な例だと、個人的にはそう思いました。
【豊平館 詳細】
☆住所:札幌市中央区中島公園1番20号
【アクセス】
☆最寄駅:札幌市営地下鉄南北線中島公園駅
☆行き方:札幌市営地下鉄南北線中島公園駅より徒歩で約5分
【休館日】
☆毎月第2火曜日(6〜10月は開館)
☆年末年始
【開館時間・入館料】
☆9:00〜17:00まで
☆入館料:無料