ハイビームの使い方(クルマの運転操作、みんなはどうしている?)

道路交通法で「走行用前照灯」として走行時の点灯が原則のハイビーム。
(ロービームは「すれ違い用前照灯」)
最近では浸透しつつありますが、

「後ろから来るクルマのヘッドライトで、すごく眩しい思いをした」
「真っ直ぐの道をハイビームのまま走っていたら、対向車が来てあわててロービームにした」
という方も多いのでは。
みなさんは、どうしていますか?

ヘッドライトの光軸が上向きになることで、より遠くを照らすことができるハイビーム。
私も、遠くまで見える安心感からできるだけハイビームに設定しています。
歩行者や障害物の存在にいち早く気づくことができるなど、ハイビームのメリットは大きいですね。遠くの歩行者にも、自車の存在を早めに気づいてもらえる効果もあります。

ただ、すぐ後ろを走行するクルマがハイビームのままだと、まぶしくて迷惑ですね。
その場合、防眩式ルームミラーを切り替えてしのぐようにしています。対向車がハイビームのままならパッシングで知らせてあげるのですが、後続車には残念ながら知らせてあげる術がありません。
自分が迷惑をかける側にならないよう、交通量が多い街中ではロービーム優先で走っています。交通量の少ない道や山間路に入って、前走車やすれ違うクルマがいなくなったのを確認してハイビームへと切り替えています。

ハイ/ローをこまめに手動で切り替えるようになって、ヘッドライトスイッチの「AUTO」モードはめっきり使わなくなりましたね。
センサーで対向車のライトを感知し、ロービームへ自動的に切り替える機能の車両も登場しています。わずらわしい操作がなく切り替え忘れもなくなるのでとても便利な機能だと思います。

ライター:畑澤 清志

[ガズー編集部]

【監修・解説者】

ドライビングエキスパート(トヨタの元テストドライバー)
滝本 良夫(たきもと・よしお)
約40年にわたりトヨタの運転技術指導員として活躍しながら、車両実験部でハイエース、ダイナ、コースターなどの商用車系開発の実験および商品監査に携わる。2014年に定年退社。