クルマに乗って働く素敵女子 宅配編

日本全国、みんなのもとへと荷物を届けてくれる宅配便のドライバー。最近ではネットショッピングを利用する人も増え、ドライバーさんと触れ合う機会も多いのでは?今回は、女性ドライバーとして活躍する渡邉佳子さんにインタビューしました!

名前&プロフィール
渡邉佳子(わたなべけいこ)
ヤマト運輸名古屋主管支店佐屋センターに所属する、集配業務担当のドライバー。2010年2月に入社、その後約1カ月半の社内研修を受けて現場へ。現在は2トン車を運転し配達にまわっている。社内の安全大会では、女性部門優勝など各賞を受賞した経験も。

お仕事インタビュー

配達へ出発!事故を未然に防ぐため、安全確認を必ず行っているそう。
渡邉さんが乗るのは、ハイブリッドの2トン車MPバン。冷蔵・冷凍の荷物も積載している。
ヤマト運輸独自の安全・エコナビゲーションシステム。速度の管理や危険箇所の案内など安全運転をサポートする機能があり、センターの全車両に設置されている。
危険箇所・駐車箇所などが記されている集配ルートマップ。効率よくまわるために地理を覚えることも重要。

なぜセールスドライバーになろうと思ったのですか?

ずーっと運転していても気にならないくらい、クルマの運転が大好きなんです!前職も自動車学校の教官だったのですが、大型トラックを運転する仕事にも魅力を感じて…。身体を動かすことや人と話すことも好きだったので、セールスドライバーになろうと決めました。

 

―現在の仕事の様子を教えてください!

勤務時間は変動しますが、朝8時頃の出社が基本です。朝礼や車両点検を済ませて午前中は配達にまわります。午後は集荷作業で会社や個人宅へ。もちろん配達もありますので、それもこなします。車両はトヨタ車の2トン車MPバンというトラックに乗ることが多いですね。乗り心地が抜群で、何年経っても状態が良いままなんですよ。

 

―正直、大変! と思うことはありますか?

配達時間の指定ができるため、午前着指定の荷物が大量にある時は大変です。午前中は積み込み作業や配達業務で、あわただしく過ぎていきますね…。でもお客様の要望には応えたい! 集配ルートをよく考え、少しでも効率的にまわれるようにしています。

 

―この仕事をしていてうれしかったことは?

お客様から「ありがとう」「がんばって」と声をかけられた時です。特に印象に残っているのは、東日本大震災の時。被災地に送る荷物を集荷したことがあって。送り主の方が、「無事届いたという知らせがきたよ!」と後日お礼を伝えに来てくれた時は感動しました。私が最後まで運んだわけではありませんが、その一端を担っていたと思うと誇りに思います。

 

―社内の安全大会があるそうですね。

年に1回開催され、学科や実技試験を受けます。安全な運転技術だけでなく、省エネ運転ができているかどうかもプロに判定してもらうんです。私は愛知・岐阜・三重・静岡の4県からなる中部支社大会に参加し、女性部門と点検の部で優勝、そして総合で3位を受賞しました。次回は全国大会を目指しています!

 

―安全運転の秘訣は?

一番大切にしているのは、心のゆとりです。焦ると運転が荒くなり、危ないことばかり。道をゆずるようにして、余裕をもった運転を心がけていますね。今後も安全第一で、お客様のもとへ確実に荷物を届けたいです。

プライベートについてお聞きしました♪

プライベートについてお聞きしました♪

―プライベートでは運転をする方ですか?

もちろん!クルマの運転が大好きなので、女性同士でドライブをする時は、いつも私が運転します。ウィンタースポーツが大好きなので、今の季節は雪山によく行きますね。

 

―ドライブの魅力はどんなところですか?

行きたいと思ったところにすぐに出かけられるところですかね。違う土地に行くと、新鮮な気持ちになって、気分がとっても軽くなるんです。これからもクルマでいろんなところへ行きたいと思っています!

[ガズー編集部]