1982年モデルとして投入されたFFサブコンパクトのスポーツ。フォードEXPの兄弟車である。フロアコンポーネンツはホイールベース94.2インチのエスコートの流用。ボディ形状はハッチバッククーペだったが、4シーターではなく2シーターだったのが特徴である。エンジンはエスコートと同じ97.6CI/Cubic Inch 直列4気筒OHC(70PS)。このエンジンは1982年半ばには80PSへとパワーアップされた。デビュー年はシングルグレードだったLN7だったが、翌1983年にはベースグレードに加えてスポーツ、グランスポーツを追加した。兄弟車のEXPは1984年モデルからターボ仕様を加えるなどのリファインを繰り返しつつ1988年モデルまで生産されたが、LN7はマーキュリーというブランドの中ではあいまいな性格だったこともあってマイナーモデルに終始し、結局1982年と1983年の2年間だけ存在したレアモデルだった。