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1990年 チゼータ V16T 

イタリア 生産:1990 〜1991年

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説明スペック表
90年ジュネーブショーにて発表されたチゼータV16Tは、V型16気筒エンジンが最大のトピックとして語られるが、何よりも20世紀のイタリアに継承されたスポーツカー造りのセオリーに則って製作された伝統的スーパースポーツであった。アメリカでランボルギーニのディーラーを営んでいたクラウディオ・ザンポーリが、世界的ミュージシャン、ジョルジオ・モロダーとの共同事業として興したプロジェクトである。小径の鋼管でバードケージ状に組まれたチューブラーフレームに、オールアルミ製のボディを架装、V16ユニットを横置きに搭載した。重量は約1.7トンにも達したが、6リットルのV型16気筒エンジンが発する、560PSともいわれるパワーはそれを補って余りあるものだった。技術陣は主にランボルギーニ出身者で占められていたので、V16ユニットはウラッコ用V8を2基横に並べたようと称されるが、確かにボア×ストロークの数値はP300と全く同一で、ウラッコの設計を踏襲して新たに気筒あたり4バルブのヘッドを与えたものであろう。ゴシック美術を思わせる荘重なボディはマルチェッロ・ガンディーニのデザインによるもの。同じ時期の作品だけに、ランボルギーニ・ディアブロとの近似性も感じられる。発表から程なく、最大の出資者ジョルジオ・モロダーがプロジェクトを離れたことが原因で、僅か数台を生産した後、チゼータ社は破綻した。
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