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1954年 メルセデス・ベンツ 300SL 

ドイツ 生産:1954 〜1957年

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説明スペック表
1954年のニューヨークショーにデビューしたメルセデス・ベンツ300SLは、単にメルセデスのみならず、古今東西の全スポーツカーにとっても“イコン”となるような記念碑的モデルである。設計に当たったのは、第2次大戦前からメルセデスのレーシングカーに関与し、戦後のスポーツ活動復帰には主導的な役割を果たした名エンジニア、ルドルフ・ウーレンハウト。’50年代中盤に、レーシングシーンを完全制覇した純粋なグランプリ/レーシングスポーツのW196/W196R(300SLR)直系の鋼管スペースフレームは、バードケージ状の本格的なものとされた。サイドシルの高い位置にも構造材が入るため、クーペでは低いルーフと両立するための苦肉の策として、このモデルの代名詞となったガルウィングドアが採用された。エンジンも量産車としては世界初のガソリン燃料噴射を装着し、215PSという当時の3リットル級としては素晴らしいパワーを発揮、最速ファイナルギア装着車では260km/hにもおよぶマキシマムを実現した。ガルウィング時代にはレースにも活躍し、特にモス/ジェンキンソン組の300SLRが歴史的勝利を収めた’55年のミッレ・ミリアでは、300SLがGTクラスで完勝を収めている。
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