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注目のムラブロガー第11回 どんクジラ〜星野村〜

(財)星のふるさとの専務理事に就任し今年で3年目を迎えるどんクジラさん。星野村を盛り上げるために次から次へとユニークなアイデアを出し、実行していく頼れるリーダーの素顔とは?

「この村の人たちは自然との距離の置き方が上手なような気がします」
外観

『池の山荘』では、宿泊(9500円〜)はもちろん日帰り(3500円〜)でも楽しむことができます。また旬の食材をいただける食事処も併設されています。

見晴らし

3月にリニューアルオープンした『池の山荘』からの眺めは格別。すべての部屋から星野村の大自然と風景を眺められる設計になっているのだそう。

竹灯篭

毎年2月に開催されている『星のふるさと冬まつり』の竹灯篭。天に星空、地には灯篭はとても幻想的。「これに雪が加わればこの上なく素敵な会場になりますよ」

九州工大での講義

九州工業大学にて非常勤講師も務め活躍のフィールドは広がるばかり。また、自分の苗字研究や大学時代には“独り合唱団カルテット”を完成させるなどとことんアグレッシブなお人です。

どんクジラさん

どんクジラさんプロフィール
『(財)星のふるさと』専務理事

泉のごとく魅力が湧き出る星野村

―どんクジラさんは北九州市のご出身でらっしゃるそうですが、どうしてまた星野村に?
「ひと言で言うならば『星のふるさと』の専務理事の公募がきっかけです。それまでもインターネットを利用した“まちづくり”などを通して地域の活性化について考えたり、50歳を機に二山目の人生を送ってもいいのではないかと考え放送大学に通ってみたり……。でもそうしているうちに培ったノウハウを実際に試してみたくなったのです。場所はどこでもよかった訳ではありません。できるだけ自分とつながりの無い場所の方がむしろよかった。先入観が無い方が斬新な取り組みができるでしょ。だから初めて星野村を訪れた際に自分の理論を試すには絶好のフィールドと直感しました。あと、募集要項を見た友人から“これお前のことやっか”という言葉も後押しになりましたね(笑)」

―いきなり専務理事とはすごいですね! 『星のふるさと』はどんな施設なんでしょうか?
「簡単に言うと星野村の地域資源を生かした施設やメニューを提供している場所です。23ヘクタールの広大な土地には星野村を代表する星やお茶の文化館、温泉のある宿泊施設、また自然と触れ合えるキャンプ場や湖畔のレストランなどがあります」

―星野村の魅力が凝縮された場所ですね。ところで、どんクジラさんは星野村のどんなところがお好きですか?
「豊かな緑と空気がきれいということが大前提となりますが、自然が本当に近いんです。そのせいか、この村の人たちは自然との距離の置き方が上手なような気がします。ダム建設に反対するなど守るべきものはしっかり守り、茶畑や森林など改良や手入れの必要なものには手を加えるとか。うまく“共存”しているって感じです」

次世代への見本を示すために……

―自然と共存していくことは重要なことですね。さて、星野村では地域資源を生かしたイベントや商品がたくさんあるようですが、どんクジラさんのアイデアが満載なんでしょうね。
「はい(笑)。でも、新たにプロジェクトを立ち上げるにしてもすでにあるものを再構築できるようなものを心掛けています。例えば『星のふるさと 冬まつり』では村の竹を利用して竹灯篭を作ることにしました。約5000本の灯篭に灯がともる様は幻想的ですよ。また星の美しい村ですから、“星のソムリエ”と称して星空案内人の資格制度も作りましたよ」

―どれもユニークなものばかりですね。今後も次々とアイデアが出てきそうですね。
「今、ちょっと考えているのが赤松の薄板で作る工芸品。『星のふるさと』内にある森の工作館をもっと使ってもらうために思いついたんです。ランプシェードなどなかなかお洒落に出来上がるんですよ。そして将来的には展示会やコンテストなどを開催できたらいいなと思っています」

―そんなご自分のアイデアを次々に実行されているどんクジラさんですが、今後の目標はなんでしょう?
「若くて才能ある新しい人と古くからの星野人とのコミュニティを完成させたいと思っています。そしたら、かつての賑やかだった星野村を取り戻すことができると思うんです。今私がしていることを次世代の人達にも真似してもらって繋げていけたらいいですね」

好奇心旺盛で幅広いネットワークを持つどんクジラさん。これからも『星のふるさと』のリーダーとして新しい星野村を全国に発信してくれることでしょう。

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