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ブロガーバックナンバー

注目のムラブロガー第13回高千穂郷やおよろずnoriさん〜高千穂郷〜

数々の神話や歴史、伝統行事など、由緒正しい文化が正しく伝承されている高千穂郷。今回は自分の故郷を守り、そして発展させるために近隣のムラとも連携しながら奔走、若いパワーを注ぎ込む、やおよろずnoriさんの登場です。

「同世代のムラブロガーとの意見交換。時には熱くなり過ぎることも……」「高千穂の長所でもあり短所でもある“変わらない”スタイルが大好きです」
『御神体』の舞

夜通し舞い続ける夜神楽。中でも夫婦円満をテーマにした『御神体』の舞(写真)は夫婦の仲がコミカルに描かれていて笑いが起こる。深夜のよい眠気覚ましになるのだとか。

細女(うずめ)の舞

今年5月にやおよろずnoriさんはいよいよ観光神楽デビュー! 演目は日本最古のストリップとも言われる細女(うずめ)の舞。「女舞なのでとても難しいんです。当日は本当に緊張しました!」

あさよおばーちゃん

noriさんの祖母あさよおばーちゃん。そのお茶目な言動が他のブロガーさんからも人気なのだそう。noriさんのブログには穏やかで微笑ましい記事がたくさんアップされています。

自宅の裏山

高千穂の中でも山深い地区にある自宅の裏山。「タヌキやテン、ウサギ、イノシシなどが出てきますよ。街中とは違って四季の変化を体感できるところです」

noriさん

やおよろずnoriさんプロフィール
故郷・高千穂にUターンして早2年。

“変らない”地元に思うこと……

―高千穂と言えば神話や夜神楽で有名ですが、やおよろずnoriさんも舞われたりするのですか?
「そうですよ。幼い頃に少し稽古していましたが、しばらく地元を離れていたので昨年から再挑戦しています。神楽は舞、太鼓、笛、ガタの4つで構成されていて、しかも33番まであります。覚えることが多いので全部をマスターするのはいつになることやらですけどね(笑)」

―とても神秘的な神事ですが、夜神楽シーズンは大変そうですね。
「夜神楽は僕の住んでいる地区では毎年11月の最終土曜日に行われます。そのための準備が9月中旬から始まりますので長丁場です。でも、小学生からお年寄りまで大勢が参加して楽しいですよ」

―さて、地元にUターンされたわけですが、帰郷してみての感想は?
「一言で言えば、“変わってねえなぁ”ですね。例えば、建物や畑など、ムラの風景は全く変ってない。あまりの変らなさ加減に“おい、大丈夫か?”と心配になることもありますよ。でもその反面、人から伝わってくる温かさはなんら変わってないですね。田舎気質とでも言うのでしょうか、ほっと安心する部分です。この二つの変わらなさを実感しています」

―そんな変わらないムラだからこそ、夜神楽のような伝統芸能が長く伝承されているのかもしれませんね。

高千穂の向かう先とは?

―話は変わり、やおよろずnoriさんはじめUターンで地元に戻った若い人達のパワーを九州の他のムラでも感じますが。
「特に小国とは仲良くさせてもらってますよ。せっかくGazoo mura(ガズームラ)に参画しているのだから各ムラ間の交流をもっと盛んにしたいですよね。お互いいい刺激になると思うんです。また、同世代のムラブロガーとは意見交換もしやすいですしね。時には熱くなり過ぎることもありますが……(笑)」

―きっとそんな熱い意見交換がムラの活性化には欠かせないんですよ。
「そうですね、みんな夢や希望をいっぱい抱えてますから意見がぶつかっても当然。そんな侃々諤々としたやりとりから生まれるものって多いのでしょうね。人とのつながり、ムラとのつながり、そして結果Gazoo mura(ガズームラ)のコピーにもある“マチとムラを結ぶ”につながっていけばいいと思っています」

―ずばり、今後の夢とは?
「まずは交流人口を増やしたいですね。そのためには地元から発信する着地型旅行のプランが必要です。地元のことは地元民が一番よく知っているのだから面白い内容になるはずです。それから、夜神楽など高千穂の宝である伝統芸能も継承していかないといけません。例えば、民間大学として技術を学ぶ機会を組織化してみるとか……。 挙げるときりがないですが、とにかく地元の魅力を知ってもらうことが一番です。だから、これからもどんどん地元情報を発信していきますよ!」

若い世代が何千年にも及ぶ歴史を継承していく姿はいいものですね。今回は文字通り地元への“やおよろす”(多数の意)な夢を持つnoriさんでした。

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