珠洲のうつわと旬の料理

江戸末期に建った古民家で珠洲焼という焼き物と、珠洲の旬を使った料理を作っています

珠洲のうつわと旬の料理

  • 水が落ちない滝、と波の花
    大晦日に雪が積もって以来、今年に入って割に暖かい日が続いていましたが、今夜あたりからまた雪が降るそうな・・・。やはり北陸の冬は暖かいままでは終わらないようです。冬型の気圧配置が強くなると、強い北西風が吹き、外浦と言われる能登半島の北西部の海岸では、波の花が舞います。 これは、荒い波が岩にぶつかって出来た泡が低温で消えにくくなって溜まっていき、それが強い風にのって、ふわふわと宙を舞う現…
  • 須々神社の巫女舞い
    今年も残りわずかです。珠洲でも雪が降り出してうっすら積もりはじめ、椿が雪をかぶって寒そうです。ところで、中学2年生のうちの娘が、お正月の須々神社(すずじんじゃ)で巫女舞を披露します。   須々神社(すずじんじゃ)は、家から5キロ位の所にある神社ですが、相当に由緒ある神社だそうで(不信心な私はあまり詳しくない・・・)、奈良・平安の昔から、都の東北・鬼門を鎮守する宮としてあるそ…
  • やぶ椿
    今日は、空からちらちらと白いものが降って来ました。(初雪かな?)今年もやぶ椿の花が咲き始めました。北陸の冬の曇り空のもと、可憐な赤い花は少し気持ちを温めてくれます。      私の家の周りには、自生の椿が何本もありまして、花の少ないこの時期、たいへん重宝しています。お客を迎えるのに一輪、珠洲焼の花入れに挿すと珠洲焼の黒色に椿の赤が映えて、その周りがぱっと明るくなるように思え…
  • 珠洲焼めし茶碗プロジェクト
    今、珠洲商工会議所と珠洲焼の窯元で、珠洲焼を全国的にPRしようという計画を練っています。何かポイントを絞ってPRしたほうが効果的だろうということで、検討の結果、珠洲焼でご飯茶碗を造ってみようということになりました。  珠洲焼は、本来「黒い焼き締め」ということで、黒っぽく、釉薬がかかっていないざらざらした感じの焼き物なのですが、窯元各自、ご飯茶碗をつくるということで、一部に釉…
  • 海に続く紅葉の道
    今日から12月、そろそろ本格的な冬に向かいますが、今年は紅葉がけっこう遅くまでがんばっています。自宅へ向かう道は、林を抜けて海に突き当たる感じなのですが、途中の雑木の紅葉が目を楽しませてくれます。家の玄関先にあるドウダンツツジが、今、真っ赤に色づいて、美しい。 今年は、大きな台風も無かったので、潮風が当たることがなく、紅葉が鮮やかのようです。           …
  • ごぶさたのお詫び
    記事の更新が、しばらく出来ませんでした。ごめんなさい。パソコンが壊れてしまっていたのです。原因は・・・。記事の更新が、しばらく出来ませんでした。ごめんなさい。 パソコンが壊れてしまって、修理に出していました。 他は何ともないのですが、インターネットに接続できない! プロバイダーのセキュリティスタッフに出張してもらってほぼ半日、ケーブルからモデムからパソコン本体の設定を点検してもらうも…
  • 窯出し の巻
    窯焚きも無事終わり、窯の中の温度が下がるのを待って、昨日あたりから窯出しをしています。窯焚きが終わって四日ばかり、窯内部の温度がようやく100度を切って、窯出しにはいりました。 うちの窯は、だいたい50時間から60時間、あしかけ三日がかりで焚きます。 (時間の幅があるのは、作品の乾燥状態によって、低温で「焙る」時間がちがうからです) 灯油と薪を使って1250度くらいまで温度を上げ、最…
  • 白鳥が来た! の巻
    今年も珠洲に白鳥が飛来しました。冬の訪れを告げる使者。今年も珠洲に白鳥が飛来しました。 20年ほど前から珠洲のあちこちに少しづつ来るようになった白鳥ですが、数年前から地元の人の餌付けが成功して、昨今では一番多い時期で100羽近くのコハクチョウが珠洲市正院町の田んぼで冬を過ごすようになりました。 下が今年の先発隊の模様。(小さくてごめんなさい) 冬の訪れを告げる使者。 嬉しくもあります…
  • 窯焚き! の巻
    陶工スズヤキマン、窯焚きに入ります。今回の窯には、来年の干支・ねずみの置物も入れました。毎年、干支の置物を作ると、年の瀬が近づいていますね~、という感じがします。今、窯焚きに備えて、窯づめをしています。 粘土から形成した作品が乾燥したら、窯に詰めていきます。 うちの窯は、珠洲焼の窯としてはやや小さめですが、それでも大小合わせると200点くらいの品物が入ります。火の流れを考えながらなる…
  • 妻、道場六三郎氏に会う の巻
    今冬、石川県がやろうとしている能登半島PRキャンペーンで、「能登丼」という企画があって、その意見交換会に出席した家内が、道場六三郎さんに料理を賞味していただきました。緊張で倒れそうだった、と言っております。今冬、石川県がやろうとしている能登半島PRキャンペーンで、「能登丼」という企画があって、その意見交換会に出席した家内が、道場六三郎さんに料理を賞味していただきました。緊張で倒れそう…
  • 湯浅さんの作品
    湯浅さんの写真が掲載されているページを紹介します。湯浅 啓さんの写真ですが、著作権の関係もありまして当ブログに掲載することは、はばかりがあるので、下記のページをご参照ください。 過去の個展で紹介されています。そこに載っている写真は、今回家にも展示されているものです。     http://21st.c-art-city.com/gallery/back54…
  • 写真展です
    金沢在住のプロカメラマン湯浅 啓さんの写真展をわが家で開催しています。二年前に廃線になったのと鉄道能登線沿線の写真なのですが、古民家の雰囲気によく似合ういい写真です。お近くの方は是非見に来てください。11月4日までやってます。   以前、雑誌の取材でお知り合いになりました金沢在住のカメラマン、湯浅 啓(ゆあさ あきら)さんの写真展を、ウチで開催していただくことになりました。…
  • 能登の果てから、はじめまして
    能登半島の先端、珠洲市(すずし)三崎町というところで、珠洲焼という焼き物を焼いています。住居は築160年のいわゆる「古民家」で、私はそこの6代目。妻は一昨年からこの家で、予約制のレストランを営んでいます。そんな奥能登の隅っこでの日々のあれこれをご紹介していきたいと思います。はじめまして。 能登半島の先端、珠洲市(すずし)三崎町というところで、珠洲焼という焼き物を生業としています。住居…
  • 珠洲焼という焼き物
    まずは自己紹介を兼ねて、私がやっている珠洲焼という焼き物についてご紹介します。よほど陶芸に詳しい方でないと知らないマイナーな陶器ですが、この10年くらい徐々にファンが増えています(と、思います・・・)。 平安末から室町に至る400年間、 能登半島の先端珠洲(すず)の地で生産され東北から関西まで広い地域で、水瓶、壷、鉢などの庶民の日常器として使われていた陶器があった。 その焼き物は戦…