スーパーGTマレーシアラウンドは、セパン・インターナショナル・サーキットで行われる。前戦富士からはひと月以上のインターバルを挟み、いよいよ今週末に開催される。
第3戦ともなるとハンディウェイトがジワジワと効いてくる。したがってこれまで善戦してきたチームは、シリーズに照準を合わせるレース運びをして優位に立ちたい所。一方、ウェイトの少ないチームは、ココで表彰台に登って何としてでもシリーズ上位につけたいはずである。
チャンピオンを楽に勝ち取るには 10pt/Rd がマスト。セパン終わりで30ptを持つことが出来るチームが現れるのか、レースの展望をみてみよう。
Rd.3 マレーシア大会のハンディウェイトは
コチラ
まあまあ妥当というべきか、寒い時期の2戦をブリヂストンが優位に闘った。
#100,#38,#36 ここまで僅か4pt/8kg差。 この3台、セパンでは非常に苦しい戦いになるが、確実に5位以内を狙いたい所だ。4位=優勝に匹敵するのではないだろうか。
次いで#6#17とやはりBSが続き、#23MLと#39#12BSが同ポイント。#18ML,#8#37BSと続く。
さて、セパンサーキットでは冬の間、2回のタイヤメーカー合同テストが行われている。その結果を鑑みると、やはりミシュラン勢の有意が際立っているのではないだろうか。予選1発のタイムでは各タイヤメーカー共に遜色ないタイムを叩きだしてはいるものの、レースラップを想定したロングランともなると、ミシュランの安定性に軍配が上がる。
大きく眺めるとミシュラン優位ではあるものの、軽量ウェイトの車両も多く存在し、混戦筆致となることは間違いのない所。
ズバリ優勝候補はテストで好調の#23とセパン3連覇のかかる#18。何れもミシュラン勢だ。同じくML#1の存在感も充分アピールすることになるだろう。
軽量の#37,#8,#24,#32 この辺りから表彰台の一角を崩す車両が出てくいるはずだ。
雨の場合を考えると、どんなに寒くとも水温22度程度は確保されるはずであり、コンパウンドの温まりの問題は解消される。問題なのは熱帯特有のスコールによるヘビーウェットと、少雨の場合のドライ路面との狭間。ココを征するには単にタイヤの性能だけではなく、それを引き出すドライビングとチーム力が必要となる。雨のレースとなった場合、シリーズは大きく変動する事になる。
さて、トムスとしてはPETRONASのお膝元。当然#36の活躍を期待したいところだが、ハンディが大きい事もあり、あまり欲張った作戦はそぐわない。苦しいけれど#100#38の前、4位以内を狙う事とする。
#37は軽量を生かして優勝を狙う。トムスとしてはブリヂストンと共に闘い、悪くとも表彰台。そして、目標はあくまでも優勝なのである。
鈴鹿1000kmまでの真夏の3戦でどれだけポイントを集めることが出来るのか、まさに正念場となる熱い闘いを期待してくださいね!!