chakoの山村通信

愛知県の最高峰 茶臼山のふもとに暮らすchakoの日記

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画家に向かって。

物を言うときは相手を見てからにすべきである。

 

予約の電話をいただくと、お名前、お電話番号、お日にち、人数などを伺いますが職業には触れません。

仕事や工事滞在の場合は別ですが。チェックインにみえたお客様の顔を見て、なぜか瞬間その方の職業がビビビッと分かる時があります。

五月中旬、お顔を拝見しただけで,あらこの方はドクターだわ!何の根拠もなくそう直感しました。

そこでお名前を検索してみたら大正解、著書も多い名大医学部の教授でした。

とても気さくな方でジンギスカンの美味しさ、星の美しさに感動、また来たいので星空観察のイベントをぜひ知らせてほしいとおっしゃって帰って行かれました。

手に特化した外科の先生でしたが、実は私には手根管症候群がありしびれや痛みに悩まされています。

手を差し出し痛いじゃんね手が、と言いたいのをこらえました。

お忙しい日常から逃れてこんな山奥へ来て下さったのに。

大学病院で教授に診ていただくにはたくさんのハードルを越えなければならないのでこのままお墓へ持って行くことになりそうです。

でも、もし星空イベントにお誘いし、来て下さったら先生の目を見て告白しようと思います。


こんな事があるかと思えば、まったく何も感じない時もあります。

私と同年代のご夫婦連れがチェックインされました。

ビビビも何も感じません。

ただおしゃれな方たちだなあくらいです。

お食事の際、我が家の廊下や階段に飾ってある油絵はどなたが描かれたのですか?と聞かれました。

テキトーに答えるという選択肢は無く実に念入りに事実をお話ししました。

15,6年くらい前、うちのおじいさんの従弟で元中学校教員90歳は、定年後絵を描き始めました。

夢中で描き続け、それらの絵は二階の部屋からあふれ出し、廊下を占拠し、遂には階段にまで置かれるようになってしまいました。

優しい奥様もキレました。

「清水館に引き取ってもらえ!!」

電話を頂いた私は菓子折りをもって駆け付けました。

すると絵の他にも、菓子、野菜、漬物、50組の座布団を下さったのです。

驚きました、そんなに絵が邪魔で要らなかったのかと。

座布団は冠婚葬祭用に50組も作ったが、近所に地域の施設が新築され不必要となったので使ってくれと言われるのです。

新品の大判の座布団が思いがけず手に入りました。

絵については親戚だし、断るのも悪いと思って引き取ることにしたのですが座布団はありがたかったです。

以上のような理由をお話したら、実は私は画家です、そして家内は版画家なんです、と仰るのです。

んまあ~それは大変失礼いたしました。

そしてお名前を検索したところ、ご夫婦で芸大の先生です。

有名な画家、芸大の先生に向かって、「うちの壁の絵は親戚から要らんで引き取ってくれと言われた絵で、それを飾ってる。」

と言ってしまったのです。

大概である。

これからはもうちょっと慎重な発言を心掛けようと思います。ホント恥ずかしい。


そしておまけの星空と蛍の画像 by 坂本ケンタロサ

露出30分で蛍の数はこの程度ですので乱舞まではもう少しお待ちください。


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