三菱自動車のテーマは『冒険』! 悪路に強い新型トライトンやデリカD:5のカスタマイズ車両を展示・・・東京オートサロン2024

どんな悪路もモノともしない…「三菱自動車で、さあ、冒険へ出かけよう!」と“冒険”をテーマに東京オートサロン2024に出展した三菱自動車。演出に本物の草木や土を使用するなど立体感とリアリティ感にこだわったブース作りも見どころのひとつだ。

そんな三菱ブースは大きく“冒険ゾーン”と “信頼ゾーン”に分かれていて、“冒険ゾーン”にはアジアクロスカントリーラリー2023テスト車両の新型トライトンと実走車のデリカD:5サポートカー、さらに来月発売予定の新型トライトンの3台を展示。

そして雪道や川沿いの道でも安心の “信頼ゾーン”には新型トライトンのコンセプトカー『スノー・シュレッダー』に特別仕様車『シャモニー』をベースにカスタムしたデリカD:5とデリカミニ、さらに『アクティブフィールド』カスタムのアウトランダーの4台が展示されていた。

その中での注目車種は、やはり来月15日に発売開始の6代目新型モデルに加え、アジアクロスカントリーラリー2023のテスト車両、さらにコンセプトカー『スノー・シュレッダー』とそれぞれ用途の異なる3台が展示されているピックアップトラック『新型トライトン』だろう。

「トライトンは日本ではあまり馴染みがないかもしれません。しかし雪でも雨でも氷でも土でも全部走破できる悪路にめっぽう強いピックアップトラックとして、世界ではとても人気があります。中にはこのクルマじゃないとダメというところもあって、現在も海外150カ国くらいに輸出されています。日本では以前逆輸入販売したこともありましたが、アウトドア需要の高まりもあり今回12年ぶりに6代目の新型を日本で発売することになりました!」と説明してくれたのは、マーケティング戦略企画グループマネージャーの狐塚さんだ。

そのほかの出展車両も「冒険」という三菱自動車のコンセプトがしっかり反映されたカスタマイズモデルばかり。三菱ブースは「好奇心の赴くまま縦横無尽に走り続けたい!」というユーザーにとって魅力的なブースといえるだろう。

2024年2月発売予定の6代目新型トライトンがこちら。最上級モデルGSRにホイールアーチモールやトノカバーなど純正オプションをフル追加した特別仕様。

新型トライトンのコンセプトカー『スノーシュレッダー』は、荷台のスマートな活用術や積載方法を武器にスノーシーンで本領を発揮する意欲作。

アジアクロスカントリーラリー2023のテスト車両として活躍している新型トライトン

特別仕様車『CHAMONIX(シャモニー)』をベースにカスタマイズされた『デリカD:5シャモニースノーギア』。雪道を安心して走ることができる信頼感と、ウインタースポーツを通じて家族や仲間と楽しむ世界観を全面に演出している。

『デリカD:5シャモニースノーギア』と同様のテーマで製作された『デリカミニ シャモニースノーギア』。両車両ともに、展示されているそのままの仕様で購入可能なところもポイント。

こちらのデリカD:5 は、あえて市販車にタイヤを変えただけの状態で、アジアクロスカントリーラリー2023の本戦に帯同して過酷な道のりを走破したサポートカー。

「川辺を走っても安心」をテーマしたクロスオーバーSUV『アウトランダーPHEVアクティブ フィールド』。一見純正カラーに見えるが、実はオフホワイトのフルラッピング仕様。ルーフレール付きでカヌーも載せることが可能で、アウトドアの趣味をよりアクティブに楽しめるようカスタムされている。

文章:西本尚恵 写真:平野 陽/西本尚恵
[GAZOO編集部]