オートリブ、自動運転車向けレーダー分野で提携…複数自動車メーカーと

オートリブの自動運転車向けレーダーの作動イメージ
スウェーデンに本拠を置くオートリブは8月31日、世界の複数の自動車メーカーとの間で、自動運転車向けのレーダーの分野で提携すると発表した。

オートリブは自動車の安全システムを手がける大手。世界の主要な自動車メーカー向けに、安全システムを開発・製造している。合弁企業を含めると、オートリブは世界27か国に80か所の拠点と7万人の従業員を擁する。世界10か国に22のテクニカルセンターを持ち、所有するテストコースは19を数える。

今回の提携を受けて、オートリブは複数の自動車メーカーに対して、自動運転用の77GHz高分解能レーダーシステムの供給を行う。車両の四隅に装着されるオートリブの高解像度レーダーは、検出点を増やすことができ、車両周囲の空きスペースを検知する能力を向上させた。高度な自動運転の実現に欠かせないレーダーシステムとして、自動車メーカーから需要を伸ばしている。

オートリブの77GHzレーダーシステムは、他の車両を検知し、高速道路では自動的に車線変更を行うのに役立つ。前後のレーダーは、異なる機能を持つ。フロントのコーナーレーダーは、車両周囲の物体と空きスペースの検出を支援。リアのコーナーレーダーは物体の検出だけでなく、死角の警告や後方を横切る車両の警告に用いられる。

(レスポンス 森脇稔)

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