【東京モーターショー2017】トヨタ車体、未来の商用車「LCVコンセプト」を世界初公開

LCVコンセプト、左からビジネスラウンジ、アスレチックツアラー、D-カーゴ
トヨタ車体は、10月25日から11月5日まで、東京ビッグサイトで開催(一般公開は10月28日から)される「第45回東京モーターショー2017」に出展し、『LCV(ライト・コマーシャル・ビークル)コンセプト』と『ワンダー・カプセル・コンセプト』を世界初公開する。

LCVコンセプトは、人に寄り添うクルマづくりへの想いをカタチにした新発想のマルチバン。「コンパクト・フレキシブル・マルチユース」をキーワードに、商用車に求められる耐久性、経済性、積載性に、乗る人や働く人に"やさしい"をプラスした。今回の東京モーターショーでは、「D-カーゴ」「ビジネスラウンジ」「アスレチックツアラー」という3つのスタイルを通して、LCVの魅力を紹介する。

D-カーゴは、小口配送ビジネスの拡大を見据え、増加する女性の配達スタッフにもやさしい1人乗りの小型デリバリーバンだ。前後スライドドア(助手席側)と低床フラットフロアにより、荷物の積み下ろしがしやすい大開口間口を実現。また、助手席側から運転席へ簡単にアクセスできるため、配達作業を助手席側で完結でき、乗り降りの負担軽減と配達効率の向上に貢献。カーゴスペースは、助手席までも積載スペースにすることで長尺物の積載も可能にし、広さと使いやすさを両立したほか、リアには狭い駐車スペースでも開閉しやすい上下2分割式バックドアを採用する。さらに、配達に必要な情報を提供する脱着可能なタブレット端末をステアリング中央部に備える。

ビジネスラウンジ(内装モデルのみ出展)は、ビジネスパーソンに快適なプライベート空間を提供するビジネス専用ハイヤーだ。室内での着替えもできる広々とした頭上空間と2座席のみとしたリアキャビンがゆとりに満ちたリフレッシュスペースを創出。シートは、人が最もくつろぐことができるコンフォータブルモードを備え、最上級のリラックスを提供する。また、室内にサイドアクセスラゲージを採用し、室内に居ながらスーツケースから着替えや必要なアイテムを取り出し可能。テレビ会議などができる大型ディスプレイや、プライバシーを守る瞬間調光ウィンドウ、スライドテーブルなどの装備も備え、室内でのリフレッシュとビジネスをサポートする。

アスレチックツアラー(内装モデルのみ出展)は、車いすアスリートが1人で競技用具を積み込み、乗り込んで、快適に運転できる、トランスポーターだ。床下格納ワイドスロープと車高ダウン機能がもたらす緩やかなスロープ角度により、車いすに乗ったまま楽に乗降可能。前後に可動するステアリングテレスコピックと、上下に可動するシートクッションリフターを備え、車いすと運転席間のスムーズな移乗をアシストする。また車いす競技車両は室内にそのまま搭載できるため、積み込む度に分解を必要としていたアスリートの負担を軽減。車いす競技車両をメンテナンスする際に活躍するスライドトレイや、スペアホイール収納、工具類を収める脱着式ツールボックスなどを備え、スポーティーギアスペースとしての使いやすさを追求している。

ワンダー・カプセル・コンセプトは、シェアリングの機能性や利便性をミニマムサイズのカプセルにつめ込んだ、2人乗りの超小型モビリティ。ボディサイズは全長2500×全幅1300×全高1600mmで、直立したフロントスクリーン(パノラミック・ビュー・スクリーン)とフロントラゲージを特徴とするユニークなキュービックシルエットを持つ。車両情報や観光施設などの移動情報をパノラミック・ビュー・スクリーンにリアルタイムで映し出し、シェアリングなどで初めて利用する人にも安心と楽しさを提供。居住空間とラゲージスペースへ同時にアクセスできるイージー・アクセス・ドアにより、乗り降りのしやすさと使い勝手の良さを両立。クルマが乗る人に合わせて自動でステアリングとペダルを調整するオート・アジャスト・ポジションにより、快適な運転姿勢を提供する。

(レスポンス 纐纈敏也@DAYS)

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