トヨタ カローラ セダン 新型に「GR SPORT」、欧州発表
トヨタ自動車の欧州部門のトヨタモーターヨーロッパは7月17日、新型『カローラセダン』(Toyota Corolla Sedan)に、「GR SPORT」を設定すると発表した。
◆ハッチバックとワゴンに続いてGR SPORT設定
「GR」は、もっといいクルマづくりを目指すトヨタGAZOO レーシングが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどのモータースポーツ活動を通じて車と人を鍛え、そこで得た知見やノウハウを注ぎ開発した新しいスポーツカーシリーズだ。エンジン内部にもチューニングを施した数量限定販売の「GRMN」を頂点に、GRMNのエッセンスを注ぎ込んだ量販スポーツモデルの「GR」、気軽にスポーツドライブを楽しめるGR SPORTを設定している。
すでに欧州では、新型『カローラ』シリーズのハッチバック(日本名:『カローラスポーツ』に相当)と、ワゴンの「ツーリングスポーツ」に、GR SPORTが用意されている。両車の成功を受けて、トヨタモーターヨーロッパはGR SPORTのラインナップを、新型カローラセダンにも拡大展開する。
◆スポーティな専用の内外装
外観は、フロントグリル、ドアミラーカバー、センターピラー、サイドシルなどをピアノブラックで仕上げた。これは、低いスタンスを強調する演出という。また、フロントバンパーの端に、C字型のフレームを備えたブラックガーニッシュを装備して、ワイド感を強調している。
トランクには、控えめなスポイラーを装着した。ナンバープレートの上には黒いリアガーニッシュ、リアにはGR SPORTのエンブレムが追加されている。
アルミホイールはブラックで、10本スポークの先端には機械加工仕上げを施した。センターキャップの周囲には、赤いリングが添えられる。オプションとして、18インチアルミホイールが選択できる。
ボディカラーは、GR SPORT専用のダイナミックグレーなど全8色が用意された。ダイナミックグレーを除く7色では、バイトーンペイントオプションとして、ブラックルーフと組み合わせることができる。
インテリアには、黒いヘッドライニング、レザー仕様のステアリングホイール、GRロゴ付きブラッシュアルミのフロントスカッフプレートなどを装備した。フロントシートはサポート性を高めたデザインで、サイドクッションとクッションボルスター、ヘッドレストを一体設計とした。黒いクロスと高品質の合成レザーを組み合わせており、「TOYOTA GAZOO Racing」の白と赤のステッチパターンが入る。後席も、同じカラーテーマを採用している。
オプションとして、インテリアアンビエントライトシステム、LEDエクステリアライトが選択できる。
◆パワートレインは1.8リットルハイブリッドと1.6リットルガソリン
新型カローラセダンのGR SPORTのパワートレインには、1.8リットルのハイブリッドと1.6リットルガソリンの2種類が設定される。
1.8リットルのハイブリッドは、1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせる。1.8リットルエンジンは、摩擦低減対策、より大容量のEGR(排気ガス再循環)システム、熱管理の最適化などの改良を実施した。出力や静粛性に影響を与えることなく、新開発の「GA-C」プラットフォームに適合するように小型軽量化された。バッテリー(二次電池)は、リチウムイオンとし、燃費のさらなる向上を目指している。
新型カローラセダンのGR SPORTは、2020年11月に生産が始まり、2021年1月から市場に応じて販売が開始される予定だ。トヨタモーターヨーロッパは、GR SPORTグレードが、エレガントで個性的な4ドアボディスタイルに、より若々しくダイナミックな魅力をもたらす、としている。
(レスポンス 森脇稔)
◆ハッチバックとワゴンに続いてGR SPORT設定
「GR」は、もっといいクルマづくりを目指すトヨタGAZOO レーシングが、ニュルブルクリンク24時間耐久レースなどのモータースポーツ活動を通じて車と人を鍛え、そこで得た知見やノウハウを注ぎ開発した新しいスポーツカーシリーズだ。エンジン内部にもチューニングを施した数量限定販売の「GRMN」を頂点に、GRMNのエッセンスを注ぎ込んだ量販スポーツモデルの「GR」、気軽にスポーツドライブを楽しめるGR SPORTを設定している。
すでに欧州では、新型『カローラ』シリーズのハッチバック(日本名:『カローラスポーツ』に相当)と、ワゴンの「ツーリングスポーツ」に、GR SPORTが用意されている。両車の成功を受けて、トヨタモーターヨーロッパはGR SPORTのラインナップを、新型カローラセダンにも拡大展開する。
◆スポーティな専用の内外装
外観は、フロントグリル、ドアミラーカバー、センターピラー、サイドシルなどをピアノブラックで仕上げた。これは、低いスタンスを強調する演出という。また、フロントバンパーの端に、C字型のフレームを備えたブラックガーニッシュを装備して、ワイド感を強調している。
トランクには、控えめなスポイラーを装着した。ナンバープレートの上には黒いリアガーニッシュ、リアにはGR SPORTのエンブレムが追加されている。
アルミホイールはブラックで、10本スポークの先端には機械加工仕上げを施した。センターキャップの周囲には、赤いリングが添えられる。オプションとして、18インチアルミホイールが選択できる。
ボディカラーは、GR SPORT専用のダイナミックグレーなど全8色が用意された。ダイナミックグレーを除く7色では、バイトーンペイントオプションとして、ブラックルーフと組み合わせることができる。
インテリアには、黒いヘッドライニング、レザー仕様のステアリングホイール、GRロゴ付きブラッシュアルミのフロントスカッフプレートなどを装備した。フロントシートはサポート性を高めたデザインで、サイドクッションとクッションボルスター、ヘッドレストを一体設計とした。黒いクロスと高品質の合成レザーを組み合わせており、「TOYOTA GAZOO Racing」の白と赤のステッチパターンが入る。後席も、同じカラーテーマを採用している。
オプションとして、インテリアアンビエントライトシステム、LEDエクステリアライトが選択できる。
◆パワートレインは1.8リットルハイブリッドと1.6リットルガソリン
新型カローラセダンのGR SPORTのパワートレインには、1.8リットルのハイブリッドと1.6リットルガソリンの2種類が設定される。
1.8リットルのハイブリッドは、1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせる。1.8リットルエンジンは、摩擦低減対策、より大容量のEGR(排気ガス再循環)システム、熱管理の最適化などの改良を実施した。出力や静粛性に影響を与えることなく、新開発の「GA-C」プラットフォームに適合するように小型軽量化された。バッテリー(二次電池)は、リチウムイオンとし、燃費のさらなる向上を目指している。
新型カローラセダンのGR SPORTは、2020年11月に生産が始まり、2021年1月から市場に応じて販売が開始される予定だ。トヨタモーターヨーロッパは、GR SPORTグレードが、エレガントで個性的な4ドアボディスタイルに、より若々しくダイナミックな魅力をもたらす、としている。
(レスポンス 森脇稔)
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