【トヨタ アルファード/ヴェルファイア 新型】エクステリアの違いを徹底解説…アルファードのタイヤサイズ設定にも注目!
先代モデルの登場は2015年1月とじつに8年以上も前になるトヨタ『アルファード』&『ヴェルファイア』。満を持してのフルモデルチェンジモデルである。新型アルファード&ヴェルファイアのエクステリアについて解説していく。
新型アルファード&ヴェルファイアは今回のフルモデルチェンジでプラットフォームをTNGAのGA-Kに変更したが、ホイールベースは先代同様の3000mmを踏襲。ボディサイズについても、日本での使いやすさを熟慮し全長は5mに収まる4995mm、全幅は1850mmと先代とほぼ同一である。
◆2車種で印象が大きく異なる大型グリル
フロントスタイルから見ていこう。両車ともに大型のグリルと横長のヘッドライトが特徴的である。ヘッドライトは3眼タイプで、アルファードは4分割のターンシグナル、ヴェルファイアは一体のターンシグナル。デイタイムランニングライトはアルファードがヘッドライトとターンシグナルの間、ヴェルファイアがターンシグナルの下という配置。両車ともに大型のグリルを備えるが、アルファードは鎖かたびらのように見えるもの、一方のヴェルファイアは太桟の横バータイプとなる。
サイドスタイルでまず目を引く、というよりも今回のアルファード&ヴェルファイアのエクステリアデザインのキーポイントとなっているのが、前後ドアにクロスオーバーして配置される矢印を思わせるL字型のメッキ加飾とエンブレムだ。サイドはフロントバンパーからリヤバンパーまでを一体感のあるパネル形状として、そのうえでたおやかな抑揚を与えて有機的な面構成としているが、そのなかにあってこのL型メッキ加飾がキリッと引き締まったアクセントとなる。
◆リヤのデザインも差別化
リヤもアルファードとヴェルファイアでは異なるデザインが与えられている。アルファードのリヤコンビランプはフロントのグリル同様に鎖かたびらを思わせるもの、ヴェルファイアはU字型デザインを2つ組み合わせたようなものとなる。このリヤコンビランプはセンターのガーニッシュ部分を含めて一体で構成されるもので、リヤコンビランプのパーツとしてはかなり大型のものである。アルファードはリヤコンビランプ上側のメッキパーツを左右を持ち上げたV字配置とすることで少しツリ目のイメージが与えられている。ヴェルファイアはリヤコンビランプ上側のメッキパーツを水平配置とすることで落ちついた雰囲気となる。
◆それぞれ2グレードの展開
グレード展開はアルファードがZと上級のエグゼクティブラウンジ、ヴェルファイアがZの上のグレードとなるZプレミアとエグゼクティブラウンジというそれぞれ2グレードの展開。価格とバリエーションは以下のようになる。( )内は4WD。
●アルファード・ラインアップ
2.5リットルガソリン自然吸気エンジン Z 540万円(559万8000円)
2.5リットルハイブリッド Z 620万円(642万円)
2.5リットルハイブリッド エグゼクティブラウンジ 850万円(872万円)
●ヴェルファイア・ラインアップ
2.5リットルガソリンターボエンジン Zプレミアム 655万円(674万8000円)
2.5リットルハイブリッド Zプレミアム 690万円(712万円)
2.5リットルハイブリッド FF エグゼクティブラウンジ 870万円(892万円)
◆アルファードのタイヤは上位グレードの方が小径
ヴェルファイアはアルファードに比べて、スポーティで豪華なエクステリアに仕上げられている。タイヤ&ホイールを見るとアルファードはZが18インチ、エグゼクティブラウンジが17インチだ。
通常考えると上級モデルであるエグゼクティブラウンジのほうがホイールが大径となるところだが、アルファードはショーファードリブン的な要素が大きいということもあり、エグゼクティブラウンジを17インチとしているのだろう。
アルファードの場合、エグゼクティブラウンジを19インチに変更すると3万3000円高、Zを17インチにすると5万5000円マイナスとなる。Zを19インチにすることは不可だ。一方、ヴェルファイアは全グレードで19インチが標準。エグゼクティブラウンジに17インチホイールを履くことは可能で3万3000円マイナス、Zプレミアの17インチ化は11万円マイナスで可能。ヴェルファイアでは18インチを選ぶことはできない。
ヴェルファイアはエクステリアの加飾も積極的。メッキモールを例にとるとアルファードではエグゼクティブラウンジのサイドマッドガードに採用されるだけだが、ヴェルファイアはサイドマッドガードに加えて前後バンパー、グリル、フォグカバー、バックドア、ドアウィンドウフレーム、リヤスポイラーにもメッキモール(Zプレミアは漆黒メッキもしくはスモークメッキ)が施される。
新型アルファード&ヴェルファイアは今回のフルモデルチェンジでプラットフォームをTNGAのGA-Kに変更したが、ホイールベースは先代同様の3000mmを踏襲。ボディサイズについても、日本での使いやすさを熟慮し全長は5mに収まる4995mm、全幅は1850mmと先代とほぼ同一である。
◆2車種で印象が大きく異なる大型グリル
フロントスタイルから見ていこう。両車ともに大型のグリルと横長のヘッドライトが特徴的である。ヘッドライトは3眼タイプで、アルファードは4分割のターンシグナル、ヴェルファイアは一体のターンシグナル。デイタイムランニングライトはアルファードがヘッドライトとターンシグナルの間、ヴェルファイアがターンシグナルの下という配置。両車ともに大型のグリルを備えるが、アルファードは鎖かたびらのように見えるもの、一方のヴェルファイアは太桟の横バータイプとなる。
サイドスタイルでまず目を引く、というよりも今回のアルファード&ヴェルファイアのエクステリアデザインのキーポイントとなっているのが、前後ドアにクロスオーバーして配置される矢印を思わせるL字型のメッキ加飾とエンブレムだ。サイドはフロントバンパーからリヤバンパーまでを一体感のあるパネル形状として、そのうえでたおやかな抑揚を与えて有機的な面構成としているが、そのなかにあってこのL型メッキ加飾がキリッと引き締まったアクセントとなる。
◆リヤのデザインも差別化
リヤもアルファードとヴェルファイアでは異なるデザインが与えられている。アルファードのリヤコンビランプはフロントのグリル同様に鎖かたびらを思わせるもの、ヴェルファイアはU字型デザインを2つ組み合わせたようなものとなる。このリヤコンビランプはセンターのガーニッシュ部分を含めて一体で構成されるもので、リヤコンビランプのパーツとしてはかなり大型のものである。アルファードはリヤコンビランプ上側のメッキパーツを左右を持ち上げたV字配置とすることで少しツリ目のイメージが与えられている。ヴェルファイアはリヤコンビランプ上側のメッキパーツを水平配置とすることで落ちついた雰囲気となる。
◆それぞれ2グレードの展開
グレード展開はアルファードがZと上級のエグゼクティブラウンジ、ヴェルファイアがZの上のグレードとなるZプレミアとエグゼクティブラウンジというそれぞれ2グレードの展開。価格とバリエーションは以下のようになる。( )内は4WD。
●アルファード・ラインアップ
2.5リットルガソリン自然吸気エンジン Z 540万円(559万8000円)
2.5リットルハイブリッド Z 620万円(642万円)
2.5リットルハイブリッド エグゼクティブラウンジ 850万円(872万円)
●ヴェルファイア・ラインアップ
2.5リットルガソリンターボエンジン Zプレミアム 655万円(674万8000円)
2.5リットルハイブリッド Zプレミアム 690万円(712万円)
2.5リットルハイブリッド FF エグゼクティブラウンジ 870万円(892万円)
◆アルファードのタイヤは上位グレードの方が小径
ヴェルファイアはアルファードに比べて、スポーティで豪華なエクステリアに仕上げられている。タイヤ&ホイールを見るとアルファードはZが18インチ、エグゼクティブラウンジが17インチだ。
通常考えると上級モデルであるエグゼクティブラウンジのほうがホイールが大径となるところだが、アルファードはショーファードリブン的な要素が大きいということもあり、エグゼクティブラウンジを17インチとしているのだろう。
アルファードの場合、エグゼクティブラウンジを19インチに変更すると3万3000円高、Zを17インチにすると5万5000円マイナスとなる。Zを19インチにすることは不可だ。一方、ヴェルファイアは全グレードで19インチが標準。エグゼクティブラウンジに17インチホイールを履くことは可能で3万3000円マイナス、Zプレミアの17インチ化は11万円マイナスで可能。ヴェルファイアでは18インチを選ぶことはできない。
ヴェルファイアはエクステリアの加飾も積極的。メッキモールを例にとるとアルファードではエグゼクティブラウンジのサイドマッドガードに採用されるだけだが、ヴェルファイアはサイドマッドガードに加えて前後バンパー、グリル、フォグカバー、バックドア、ドアウィンドウフレーム、リヤスポイラーにもメッキモール(Zプレミアは漆黒メッキもしくはスモークメッキ)が施される。
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