エアロパーツからパフォーマンス向上まで! 無限のN-BOXカスタム革命
「ワークス」と呼ばれる自動車メーカー系のパーツサプライヤー。実質的に自動車メーカー直系のことも多く、そのパーツのクオリティの高さや、ノーマルの良さを伸ばすようなパーツが多く、多くの人から支持をされている。
今回はホンダ系アフターパーツブランドである「無限(株式会社M-TEC)」のパーツにフォーカスする。
◆大きく差別化出来る“無限”のエアロパーツに注目
まずは新型ホンダ『N-BOX』用のパーツから。今回は「MY Special BOX」がコンセプト。つまりは自分だけのN-BOXを作り上げようということ。たしかにN-BOXシリーズは人気を誇り、ホームセンターなどの駐車場の停めたら自分のクルマがどれだかわからなくなるほどたくさん止まっていることもある。ならば自分だけのカスタマイズをしようという提案。そこで各種エアロパーツが用意される。
N-BOX CUSTOMには専用のエアロが用意され、フロントアンダースポイラー・サイドスポイラー・リアアンダースポイラーの3点セットで19万8000円というバリューなプライスでの発売されている。
フロントグリルガーニッシュやテールゲートスポイラーガーニッシュ、リアアンダースポイラーはN-BOX CUSTOM専用となる。そういったパーツをひとつずつ選ぶことで、自分だけのN-BOXを作ることができる。
ほかにもデカールでカスタムして個性を出すことも可能で専用デカールもラインアップ。シルバーステッチのフロアマットも新展開で、フレッシュな雰囲気の車内を作り上げることが可能。
そして、性能面では現在開発中なのがパフォーマンスダンパーだ。これはヤマハ発動機が開発したもので、ボディにタワーバーのように取り付けパーツ。しかし、補強パーツではなく、ボディの振動や不快な揺れなどをダンパーで吸収するというもの。ハンドリングが良くなり、同時に乗り心地もよくなるというパーツ。
N-BOX用にはフロント用を開発中。本来、前後のバンパー内に取り付けられることが多い。フレームの前端と後端の一番大きく揺れやすい部分に取り付けることで、効果を発揮しやすい。N-BOX用ではフロントは取り付けられたが、リアまわりは構造的に難しく、フロント用を開発している。今回用意されたN-BOX CUSTOMには開発中のパフォーマンスダンパーを装着。グレードは異なるがN-BOXには未装着で実際に走って比較してみることができた。
グレードが異なり完全な比較ではないが、パフォーマンスダンパーを装着したN-BOX CUSTOMはまず乗り心地のしっとり感がある。段差や路面のザラザラ感をうまく丸くまとめている感じ。ステアリングを切っていくとわずかに切り始めからの反応がよく、クルマがスムーズに向きを変えていく。
ボディ剛性をアップさせるタワーバーでも操舵初期からの応答を良くすることはできるが、固めるほどにコーナリング後半で無理が出やすい。切り始めはスッと反応するものの、クルマのボディ全体がしなって曲がっていこうとするのをタワーバーは阻害して、コーナリング後半ではアンダーステアに感じられることがある。それがパフォーマンスダンパーでは、切り始めの初期は手応えがあり、後半になってもしなやかにボディを動かしながら曲がっていけるのだ。これは他の車種でも感じたことでしなやかに曲がっていける。スポーツ走行をする場合ではなくても、街乗りでストレスなくクルマを操作できるので疲れにくく自然に運転ができるのだ。N-BOXでもその効果は十分に感じられた。
無限の野田さんによると
「パフォーマンスダンパーと言ってもいろいろな味付けが可能です。N-BOXでは特に転舵初期の応答を重視して開発しています。まだプロトタイプですが年内に発売をしたいと考えています」とのこと。
◆スタイリッシュさを追求したZR-Vのエアロパーツ
『ZR-V』にはスタイリングをより欧州車のようなエレガントな雰囲気にするエアロパーツをラインアップ。コンセプトは「Emotional Urban Sports」ということで、街なかでのスタイリッシュさを追求。
フロント、サイド、リアのスポイラーにはフィン形状を施し、クリスタルブラック・パール塗装とすることでスポーティでありながらストリートに映えるルックスを実現。黒を基調にしてそのスタイリングをアピールする。これまではボディ同色でのラインアップが多かったが、今回のZR-V用は黒か無塗装から選ぶラインアップとなっている。
アルミホイールはFK7用と同デザインだが、専用サイズで開発。リムにはフローフォーミング加工を施したもので、コストを抑えつつも高いリム剛性を実現。軽さと強さを両立させている。
ハイドロリックLEDミラーはノーマルと交換タイプだが、ウインカー連動で光りブラインドモニターも機能する。ノーマルよりもやや広角になっているので、視野が広がる。そういった細かい味付けも無限ならではのものなのだ。ちなみに無限のロゴ入りなのも嬉しいところ。
機能パーツとしてはパフォーマンスダンパーを前後バンパー内に装着。こちらはすでに発売中。乗ってみるとパフォーマンスダンパーの効果もあるだろうが、ZR-Vはとても軽快に走る。優れたボディバランスで試乗したのはFFのグレードだったが、まるで4WDのように4輪を使って曲がり、加速していく。その加速力はモーターのアシストを使いながら驚くほどトルクフル。軽快なホイールがその加速力を受け止め、路面に伝えていく。
そういったブラッシュアップされたすべてが街乗りでの快適性とキビキビとした走りを予感させる。ぜひ街乗りで普段乗りでこそ乗ってもらいたい仕上がりだ。
今回はホンダ系アフターパーツブランドである「無限(株式会社M-TEC)」のパーツにフォーカスする。
◆大きく差別化出来る“無限”のエアロパーツに注目
まずは新型ホンダ『N-BOX』用のパーツから。今回は「MY Special BOX」がコンセプト。つまりは自分だけのN-BOXを作り上げようということ。たしかにN-BOXシリーズは人気を誇り、ホームセンターなどの駐車場の停めたら自分のクルマがどれだかわからなくなるほどたくさん止まっていることもある。ならば自分だけのカスタマイズをしようという提案。そこで各種エアロパーツが用意される。
N-BOX CUSTOMには専用のエアロが用意され、フロントアンダースポイラー・サイドスポイラー・リアアンダースポイラーの3点セットで19万8000円というバリューなプライスでの発売されている。
フロントグリルガーニッシュやテールゲートスポイラーガーニッシュ、リアアンダースポイラーはN-BOX CUSTOM専用となる。そういったパーツをひとつずつ選ぶことで、自分だけのN-BOXを作ることができる。
ほかにもデカールでカスタムして個性を出すことも可能で専用デカールもラインアップ。シルバーステッチのフロアマットも新展開で、フレッシュな雰囲気の車内を作り上げることが可能。
そして、性能面では現在開発中なのがパフォーマンスダンパーだ。これはヤマハ発動機が開発したもので、ボディにタワーバーのように取り付けパーツ。しかし、補強パーツではなく、ボディの振動や不快な揺れなどをダンパーで吸収するというもの。ハンドリングが良くなり、同時に乗り心地もよくなるというパーツ。
N-BOX用にはフロント用を開発中。本来、前後のバンパー内に取り付けられることが多い。フレームの前端と後端の一番大きく揺れやすい部分に取り付けることで、効果を発揮しやすい。N-BOX用ではフロントは取り付けられたが、リアまわりは構造的に難しく、フロント用を開発している。今回用意されたN-BOX CUSTOMには開発中のパフォーマンスダンパーを装着。グレードは異なるがN-BOXには未装着で実際に走って比較してみることができた。
グレードが異なり完全な比較ではないが、パフォーマンスダンパーを装着したN-BOX CUSTOMはまず乗り心地のしっとり感がある。段差や路面のザラザラ感をうまく丸くまとめている感じ。ステアリングを切っていくとわずかに切り始めからの反応がよく、クルマがスムーズに向きを変えていく。
ボディ剛性をアップさせるタワーバーでも操舵初期からの応答を良くすることはできるが、固めるほどにコーナリング後半で無理が出やすい。切り始めはスッと反応するものの、クルマのボディ全体がしなって曲がっていこうとするのをタワーバーは阻害して、コーナリング後半ではアンダーステアに感じられることがある。それがパフォーマンスダンパーでは、切り始めの初期は手応えがあり、後半になってもしなやかにボディを動かしながら曲がっていけるのだ。これは他の車種でも感じたことでしなやかに曲がっていける。スポーツ走行をする場合ではなくても、街乗りでストレスなくクルマを操作できるので疲れにくく自然に運転ができるのだ。N-BOXでもその効果は十分に感じられた。
無限の野田さんによると
「パフォーマンスダンパーと言ってもいろいろな味付けが可能です。N-BOXでは特に転舵初期の応答を重視して開発しています。まだプロトタイプですが年内に発売をしたいと考えています」とのこと。
◆スタイリッシュさを追求したZR-Vのエアロパーツ
『ZR-V』にはスタイリングをより欧州車のようなエレガントな雰囲気にするエアロパーツをラインアップ。コンセプトは「Emotional Urban Sports」ということで、街なかでのスタイリッシュさを追求。
フロント、サイド、リアのスポイラーにはフィン形状を施し、クリスタルブラック・パール塗装とすることでスポーティでありながらストリートに映えるルックスを実現。黒を基調にしてそのスタイリングをアピールする。これまではボディ同色でのラインアップが多かったが、今回のZR-V用は黒か無塗装から選ぶラインアップとなっている。
アルミホイールはFK7用と同デザインだが、専用サイズで開発。リムにはフローフォーミング加工を施したもので、コストを抑えつつも高いリム剛性を実現。軽さと強さを両立させている。
ハイドロリックLEDミラーはノーマルと交換タイプだが、ウインカー連動で光りブラインドモニターも機能する。ノーマルよりもやや広角になっているので、視野が広がる。そういった細かい味付けも無限ならではのものなのだ。ちなみに無限のロゴ入りなのも嬉しいところ。
機能パーツとしてはパフォーマンスダンパーを前後バンパー内に装着。こちらはすでに発売中。乗ってみるとパフォーマンスダンパーの効果もあるだろうが、ZR-Vはとても軽快に走る。優れたボディバランスで試乗したのはFFのグレードだったが、まるで4WDのように4輪を使って曲がり、加速していく。その加速力はモーターのアシストを使いながら驚くほどトルクフル。軽快なホイールがその加速力を受け止め、路面に伝えていく。
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