SUPER GT レビュー 2008

開幕戦 2008年3月16日 SUZUKA GT 300km

GT-Rが開幕デビューウィン!トムスSCが3位表彰台を獲得!

開幕戦・鈴鹿 スタート直後の画像

国内最高峰レースシリーズのひとつ、SUPER GTが三重県の鈴鹿サーキットで開幕。 話題の中心は日産が満を持してデビューさせたニューマシン「GT-R」。この新たな強敵に対してトヨタ、 ホンダ勢がどう立ち向かうかにレースファンの注目が集まった。

予選レポート

天候:晴れ 気温:17度 路面温度:30度

SUPER GTでは、土曜日に2回の予選セッションが設けられる。午前中は全てのレースカーが出走し、ラップタイムでそれぞれのクラスごとの順位を決定。そ の中からそれぞれのクラスのトップ10台が午後に行われる2回目の予選セッションに進出、1台ずつタイムアタックを行う“スーパーラップ”でスターティンググリッドを決定する仕組みになっている。

雨の金曜日から一転して好天となった土曜日、GT500クラスではいきなりMOTUL AUTECH GT-R 22号車を筆頭としたGT-R勢がトップ3。4番手以下、PETRONAS TOM'S SC430 36号車、ZENT CERUMO SC430 38号車、このほかGT-R1台とNSX4台がスーパーラップ進出を決めた。スーパーラップでもGT-R勢の速さは冴え、トップ3をがっちりとキープ、36号車がトヨタ勢の最上位である4番グリッドを得た。GT300クラスでは1回目トップのプリヴェKENZOアセット・紫電 2号車がポールポジション。期待のルーキーコンビで開幕に臨むライトニング マックィーン apr MR-S 95号車は11番手につけた。

GT500のGT-R総合トップはデビュー戦のGT-Rが奪取

GT300の紫電独特のフォルムが人気の紫電がGT300のトップ

決勝レポート

天候:晴れ 気温:19度 路面温度:33度

決勝日も好天に恵まれ、例年よりも若干気温が高い中でスタートを迎えた。52周で行われた決勝レース、トップでチェッカーフラッグの下をくぐりぬけたのは XANAVI NISMO GT-R 23号車。MOTUL AUTECH GT-R 22号車が続きGT-Rがデビュー戦をワンツーフィニッシュで飾った。予選2番手からスタートした23号車は、22号車を射程圏内に捕らえたままで22周目にピットインしドライバー交代、給油、タイヤ交換を行いコースへ復帰。その1周後にピットアウトしてきたトップの22号車のタイヤが十分に暖まる前に、23号車はヘアピンコーナーで周回遅れのマシンを利用してトップを奪った。3位にはPETRONAS TOM'S SC430 36号車が入り、GT-Rの表彰台独占を食いとめた。しかし、2台のGT-Rと3位以下のタイム差は大きく、性能差を見せつけられることとなった。ところで、今回は気温が予想以上に高くなりタイヤへの負担が大きいレースとなったが、タイヤの減りをうまくコントロールしながら後続を抑えきった36号車ドライバーの高度なテクニックが光った。

GT300クラスは、ポールポジションスタートのプリヴェKENZOアセット・紫電 2号車をORC雨宮SGC-7 7号車が追う展開。レース折り返しの26周目に7号車がピットストップ。31周目にトップの2号車がピットアウトした時点のタイム差はわずか3秒。39周目にはついに7号車が逆転し、最後は14秒差をつけてRX-7に2年ぶりのクラス優勝をもたらした。ライトニングマックィーン apr MR-S 95号車は、他車との接触で一度は順位を大きく落としたものの、粘り強い走りで13位完走を果たした。

バトル中のGT-RGT-R同士の白熱バトルにスタンドが沸いた

GT300のRX-7クリーンなファイトで逆転を果たしたRX-7

表彰台の写真脇阪/ロッテラー組のSC430が一矢を報いた

リザルト

GT500 上位
順位 No. 車名 ドライバー タイム
1位 23 XANAVI NISMO GT-R 本山哲/B.トレルイエ 1:44'03.977
2位 22 MOTUL AUTECH GT-R M.クルム/柳田真孝 +0'00.854
3位 36 PETRONAS TOM'S SC430 脇阪寿一/A.ロッテラー +0'25.551
4位 38 ZENT CERUMO SC430 立川祐路/R.ライアン +0'32.757
5位 34 WOODONE ADVAN Clarion GT-R J.P.デ・オリベイラ/荒聖治 +0'47.966
6位 35 宝山 KRAFT SC430 片岡龍也/P.ダンブレック +1'12.218
GT300 上位
順位 No. 車名 ドライバー タイム
1位 7 XANAVI NISMO GT-R 本山哲/B.トレルイエ 1:45'39.045
2位 2 プリヴェKENZOアセット・紫電 高橋一穂/加藤寛規 +0'14.827
3位 26 ユンケルパワータイサンポルシェ 谷口信輝/山路慎一 +0'31.416
4位 81 ダイシン ADVAN Z 青木孝行/藤井誠暢 +0'33.011
5位 43 ARTA Garaiya 新田守男/高木真一 1LAP
6位 77 クスコDUNLOPスバルインプレッサ 山野哲也/佐々木孝太 1LAP
13位 95 ライトニング マックィーン apr MR-S 平手晃平/国本京佑 1LAP

※詳しくは公式サイトhttp://supergt.net/をご覧下さい。