いざ、ニュルへ−みんなで、チェッカーフラッグの感動を分かち合いたい

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すでにGazoo RacingのBBSなどでご存知のように、Team GAZOOのドライバーおよびメカニックのみなさんは、5月21日に日本を旅立ち、レースが開催されるドイツに入国しました。そんな出国前のメンバーを編集部が直撃インタビュー。ニュルにかける想いについてお聞きしました。

出席者(順不同)

監督ボス
(サポートスタッフ)

キャップ
(ドライバー)

ギッチー
(ドライバー)

E2ゥ〜
(メカニック)

かなぶん
(チームマネジャー)

司会:編集部
日時:2007年5月18日(金)
場所:某自動車メーカーの会議室

評価ドライバーって何?

編集部:今日は出発前のお忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。いろいろとお聞きしたいことはたくさんあるのですが、なにぶん、レース終了までは秘密のことが多いんですよね。

監督ボス:みなさんには「いったい誰なんだろう?」と想像を膨らませていただき、それも合わせて楽しんでいただければと思います。

編集部:とはいえ、岡山チャレンジカップの記事とか、BBSの書き込みをみてみると、ドライバーやメカニックの皆さんが某自動車メーカーの評価ドライバーの仕事をされていることは判明しているようですが……。

監督ボス:そうですね。あくまで某自動車メーカーのね(笑)

編集部:わかりました。では、某自動車メーカーのみなさんにお聞きしたいのですが、評価ドライバーとレーシングドライバーというのはどう違うのですか?

キャップ:同じドライバーでもぜんぜん違うものです。評価ドライバーの仕事は、簡単に説明すれば、開発中の車に乗って、自分の感性でその性能を確認し、開発にフィードバックしていく仕事です。そのために、時速40キロくらいでちょろちょろ走ることからレーシングドライバーのような走りまで、老若男女のいろいろな人の走りを再現することができないといけない。一方、レーシングドライバーはとにかく速く走ることが求められていて、それに徹する仕事です。こんな顔をしていますが、評価ドライバーっていうのはとても繊細なんです(笑)

編集部:いわゆるテストドライバーとは違うのですか?

キャップ:ちょっと違います。テストドライバーというのは性能を数値で計測するために車を走らす仕事です。決められたスピードや条件で走らすことが求められます。一方、評価ドライバーというのは、車に乗ってみて、その走りや操作性を評価し、そして、車に味付けをする仕事です。ですから、私たち評価ドライバーには、むしろ数値には出ないところ、機械で計測できないところを自分の研ぎ澄まされた感性で読み取り、それを言葉にして表現することが求められます。車は家電製品などとは違い、人間が運転するものですから、乗り心地など数値では表せないことがたくさんあるのです。

編集部:いわゆる、ドライビングプレジャーってやつもその一つですね。いってみれば、車のソムリエみたいなものですか?

キャップ:私たちのチームが目指しているのはソムリエというより、ドクター(医者)です。患者である車を診察して、症状を確認し、適切な治療を施すドライブ・ドクターになることが私たちの目標です。もちろん、やぶ医者じゃあダメです(笑)、腕利きの町医者にならないとね。ですから、私たちは「運転ができる」ことはもちろん、「現象がわかる」、それを「言葉で説明できる」、さらには、それを改良するために「モノが作れる」ことが必要なんです。

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