旅の始まりは、クラス2位の感動と共に。“クルマの味を探求する”をキーワードに ニュルブルクリンクの4時間耐久レースに出場したTeam GAZO0のIS250は,デビュー戦ながらクラス2位入賞を果たした。味探しの旅は、大きな感動と共に始まった。
VLN4はニュルブルクリンクを舞台に年間10戦が開催されるシリーズの第4戦、24時間レースの2週間前に行われることから、最終実戦テストとして出場するチームも多い。エントリー台数は192台、トヨタ・ヤリス(ヴィッツ)からホンダ・シビック、プジョー、BMW、ポルシェ、コルベットに至るまでの世界の様々なクルマと、10代から60代までの幅広い年齢層、アマチュアから現役のプロまでが集結。台数が多いため、ひとつのピットに4〜5台のマシンがひしめき合う。スタッフウェアをバリっと揃えた有名レーシングチームと、家族や友人同士で結成した即席チームが同居する。そしてそこにはお互いを尊重して助け合う無言のマナーがある。「ビッグな草レースを、思いっきり戦おう、そして一緒に楽しもう!」ピットのそこかしこから、そんな声が合唱のように聴こえてきた。
Team GAZOOの新しい挑戦は“クルマの味探しの旅”。ノーマルのレクサスIS250を素材に、レースやサーキット走行を通じて感じたことを少しずつフィードバック、味付けを施していこうというもの。旅の始まりの舞台は、昨年、アルテッツァのレーシングカーで“腕磨き”を行ったニュルブルクリンク。自動車メーカーが開発テストを行う全長約24キロのサーキットには、世界中の道路の厳しさが凝縮されていると言われる。サスペンションとルールで定められたロールケージやレース用シートベルトなどの安全装備以外はノーマルのIS250は、仙台SUGOサーキットでのシェイクダウンを終えてそのまま聖地へ運び込まれた。

