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●作る前にまず「設計図を読む」
最大のポイントは設計図を読むということ。
達人いわく、設計図を「読めない、読まない」人が多いと言います。
プロのフィニッシャーでも必ず製作する前に設計図は熟読すると言います。プロはそこから設計者の苦労や意図を読み取るのだそうです。設計図には絵だけの説明が大部分を占めるので、絵を良く理解する、組立ての順番を守るということが大切です。
●下地作り
まずランナー(パーツをつないである枠)からパーツを切り離していく際は細かいパーツがどこかに飛んでなくならないように作業は箱の中で行い、パーツを指で押さえながら切り離すと良いでしょう。
そして必ずパーツのどこかに「パーティングライン」というタイヤキのふちのようなラインがあります。これは工場で製造時にどうしても出来てしまうものです。1000〜1200番くらいのペーパーで綺麗に取り、コンパウンド(磨き粉で磨く)してラインのない状態までツルツルにしておくと仕上がりが綺麗になります。
細かい部品はペーパーでパーティングラインを取ることが難しいので、ランナーから切り離さずにカッターなどで削り取るとよいでしょう。なお、ランナーについたまま塗装をして、切り離した後で切り離し部分を塗ると綺麗になります。
下地の工程はこれだけでは終わらず、「サフェーサー」という色を塗装する前に塗る処理剤を使い、見えない傷を見つけて修正したり塗装面の厚みを出します。また色の吸い込みを抑えてくれるので塗装の仕上がりを良くします。
この下地処理はとても重要で出来映えを左右すると言ってもよいでしょう。
●マスキング
色の塗り分けをする時にマスキングテープでマスキングをします。窓のふちは面倒でもマスキングして、窓のふちだけをデザインナイフなどでカットして塗ります。(写真参照)
●塗装
丁寧な下地処理、そして塗装を行うと均一なツヤを作ることができます。車には同色のパーツが多いので色別にパーツを分けてから塗るとよいでしょう。
車ボディ塗装の場合、缶スプレーの使い方が塗装の良し悪しで出来映えが左右されます。
スプレー塗装のポイント:
・スプレーを良く振ってかくはんする。
・すぐボディには塗装せず、充分にムダ吹きをする。
・ スプレー塗装は近すぎるとたれてしまい、遠すぎるとツヤがなくなるのでボディから20〜30センチ離す。
・ パーツの左外から右外の順で吹きつける。
・ 一度に厚塗りするのではなく20〜30分間隔を空けて2〜3回に分けて塗装をする。
・雨の日には吹かない。
・ 晴れの日には日陰で。
こうする事でツヤのある綺麗な塗装に仕上がります。また塗り分けしなければならない部分は細筆で丁寧に。
さらにツヤをだすためにクリアー塗装をかけます。クリアースプレーを使いボディ塗装と同じような工程で2~3回に分けて行います。
さらにもっとツヤを出したいときにはコンパウンド(磨き粉で磨く)します。
やはり車の場合、ボディ塗装によって見栄えが変わってきます。
達人 岡崎氏の塗装は2〜3回のボディ塗装の後、コンパウンド。そして2〜3回のクリアースプレーの後、ペーパーで磨き、磨き粉でコンパウンドしてからポリッシュと時間をかけ丁寧に、まるで板金塗装並みの仕上げを行います。
●組み立て・接着
図面に書かれた絵の向きや形などを良く見ながら順番通りに組立てます。
仮組み(部品と部品を合わせてみてズレがないか隙間がないか確認)をしてから接着します。接着はベタベタ塗り付けず、量を少なめにして塗ることがポイントです。 |
| (1) |
まず設計図をよく読むこと! |
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下地処理の丁寧さが出来映えを左右する |
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色の塗り分けをする時は面倒でもマスキングをしっかりと! |
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スプレー塗装は塗料をよくかくはんしてからまずムダ吹きすべし |
| (5) |
ボディから20〜30センチ離して塗装せよ |
| (6) |
左外から右外の順で塗装せよ |
| (7) |
一度に厚塗りはするな!2〜3回に分けて塗るべし |
| (8) |
パーツは同色に分けてから塗るべし |
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| これが設計図。ほとんどが絵の説明になる。 |
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| パッケージから出した全パーツ。よく設計図を読んで理解しよう。 |
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| スカイラインの室内。丁寧な下地処理のあとの塗装。リアルなつや消し感が表現されている。 |
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| 窓枠を黒く塗装する前のマスキング処理。塗る部分だけを丁寧に切り取っている。 |
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| 全ての塗装が完了。ボディの輝きは数回に渡る丁寧な塗装、コンパウンド、ポリッシュによるもの。ガラス部分や細かなパーツの塗り分けもしっかりと。 |
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| 室内、ボディ下部の接着、組み立て。ひとつひとつのパーツ塗装の積み重ねがリアル感を生む。 |
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