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●作る前に「設計図をよく読む」
プラモデルを上手に作る最大のポイントは設計図をよく読むということです。達人いわく、設計図を「読めない、読まない」人が多いと言います。プロのフィニッシャーでも必ず製作する前に設計図は熟読すると言います。プロはそこから設計者の苦労や意図を読み取るのだそうです。設計図には絵だけの説明が大部分を占めるので、絵を良く理解する、組立ての順番を守るということが大切です。特にパーツ数の多い戦艦は熟読必須です。
●下地作り
戦艦は車、戦闘機よりもパーツ数が非常に多く、マストなど細いパーツもあります。ですからランナー(パーツをつないである枠)からパーツを切り離していく際はどこかに飛んでなくならないように作業は必ず箱の中で行い、パーツを指で押さえながら切り離します。細かいパーツは折れやすいのでまずパーツから離れた部分から切り離してから余分な部分を慎重に切り離すとよいでしょう。万一部品が破損してしまった場合は、取り寄せることができます(有料)。説明書に書いてあるのでチェックしてみて下さい。
そしてよく見てみるとパーツのどこかに「パーティングライン」というタイヤキのふちのようなラインがあります。これは工場で製造時にどうしても出来てしまうものです。1000〜1200番くらいのペーパーで綺麗に削り取ります。マストなど細く、折れそうなパーツはペーパーでパーティングラインを取ることが難しいので、ランナーから切り離す前にカッターなどでラインを削り取るとよいでしょう。なお、細かいパーツはランナーについたまま塗装をして、切り離した後で切り離し部分を塗ると綺麗に仕上がります。そして仮組み(部品と部品を合わせてみてズレがないか隙間がないか確認)をした時に船体と甲板に隙間があるようならパテを使って埋め、ペーパーで段差をなくします。
●塗装・組立て
写真を見てわかるように戦艦は彫刻された甲板や甲板に搭載される数多くの構造物など車や戦闘機よりも精密で細かい作りをしています。ですから塗装、組立てはより神経を使って丁寧におこなう必要があります。ポイントは甲板を綺麗に塗ること、甲板に載るパーツ類を丁寧に塗り分けることです。甲板は、でこぼこしているので難しいですがスプレーを使って、塗りきれない部分は細筆などを使って丁寧に塗装しましょう。艦橋、砲台、煙突、マストなど甲板に載るパーツは大変数が多く、細かいので根気のいる塗装ですが、丁寧に塗ることで出来上がりのリアル感が変わってきます。パーツは色ごとに分けて塗ります。塗り分ける時には面倒でもマスキングをしましょう。また組立ては細かいパーツですから慎重に、接着は接着剤をベタベタつけすぎず、量を少なめにして接着しましょう。戦艦というものは大きいスケールのものを小さくしているのでラフに作ってもそれらしく出来上がります。ただ、きれいに作ろうとするとこれらのような細かい作業が必要となってくるのです。
●デカール処理
デカール(シール)は必ず貼る位置を確認し、設計図と照らし合わせて貼るシールだけを切り取ります。そして水の中につけておいて30秒つけて外れやすくしたあと艦体に持っていき貼り付けます。そのあと、ゆっくりとピンセットで下の台紙をずらします。ここでの注意点としてデカールは一つずつ貼りつけること、台紙ごと艦体に持っていき台紙をずらすということです。デカールも非常に小さいものが多いので慎重に貼りましょう。 |
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| パッケージから出した「三隈」の全パーツ。戦艦は細かいパーツが非常に多いので慎重な作業が必要だ。 |
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| 甲板の丁寧な塗装、砲塔や飛行機など細かいパーツの塗り分けがリアル感を生み出している。 |
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| 船体側部には「ウェザリング」という技法を使って使用感を演出している。 |
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