【イベントレポ】USDMイベント「K day!!」に行ってきた
皆さんは「USDM」という言葉をご存じでしょうか?
これは「United States Domestic Market」の頭文字で、元々は北米市場(アメリカ本国)向けに生産された商品のこと。
現在では、クルマを北米仕様に変更するカスタムのことでもあります。
実は輸出されている日本車は、仕向地によって装備が違ったり、ボディカラーが違ったり、日本で走る同車両とはさまざまな変更点があります。
その違いを理解し、再現するのがUSDMの醍醐味。北米カスタム好きの中には、日本から輸出された北米仕様の日本車を逆輸入してしまうツワモノも!
今回は、宮城県にあるサーキット「スポーツランドSUGO」の駐車場で行われた「K day!!」というUSDMオフ会をリポートします。
参加資格は「北米部品が3点以上装着されていること」。
単に北米仕様というだけではなく、カスタムカーとしてもレベルの高い車両が多数集まっていましたよ!
日本販売車をベースにUSDM
それではさっそく、会場で見かけたクルマをピックアップしてご紹介。
まずは、日本で販売されている車両をベースに、部品などを変更して輸出仕様へと姿を変えたマシンたちです。
逆輸入車も多数参加!
お次は、輸出車両を逆輸入した、左ハンドルの日本車たちをご紹介。 さらに、日本では売っていない日本メーカーのクルマを見ることもできました。
日本販売車と逆輸入車の違い
アワードを受賞したのは……
今回のイベントには、なんと480台ほどの車両が参加。その中から3台のアワードカーが選出されました。
Type_k autosourceアワードを受賞したのは三菱RVRのプリムス・コルトビスタ仕様。 北米でクライスラーのブランド、プリムスで売られていた仕様を再現したというレベルの高いUSDMカスタム!
参加車両のほんの1部しかご紹介できませんでしたが、いかがだったでしょうか?
アメリカで普通に走っていそうなノーマル然としたクルマから、アメリカで流行のカスタム手法を取り入れたバリバリのカスタムカーまで、「アメリカ臭」を感じることのできるクルマが多数参加している楽しいイベントでした。この盛り上がりを見ると、USDMというカスタムジャンルもかなり定着してきて、一過性のブームで終わるようなものではないと感じることができますね。
自分もチャレンジしてみようかな……?
取材協力:Type_k autosource
(小鮒康一+ノオト)
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[ガズ―編集部]
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