【今日はワイパーの日】ワイパーに関する◯×クイズ

今日、6月6日(月)は「ワイパーの日」。6月は梅雨の時期でクルマのワイパーがいちばん活躍する季節であり、ワイパーは運転席と助手席側の2本使われていることから同じ数字が並ぶこの日を記念日としたもの。ワイパーブレードのメーカーで構成する日本ワイパーブレード連合会が制定しました。そこで、ワイパーに関する知識の○×クイズに挑戦してみましょう。それではさっそくどうぞ!

Q1 ワイパーの交換は2年に1回が目安だ。○か×か。
Q2 ワイパーの点検・交換はゴムの箇所だけすれば大丈夫だ。○か×か。
Q3 いざ運転しようと思ったらフロントガラスに砂やホコリがいっぱい!そこで、ワイパーで乾拭きした。○か×か。
Q4 撥水剤を使用して洗車をすると、ワイパーの性能を発揮できない場合もある。○か×か。

いくつわかりましたか? それでは、正解と解説を見ていきましょう。

Q1 ワイパーの交換は2年に1回が目安だ。○か×か。

A1 ×

​​クルマの安全に欠かせないワイパーブレード(ワイパー)。実は1年間で東京ドーム約7個分の面積を拭いています。また、雨に含まれる酸や塩分、空気中の砂・塵・ホコリ、冷たくて重い雪や氷、ワックスや廃ガスの油分、夏場や冬場の極端な外気温、ゴムを傷める紫外線・オゾンなど、劣化の原因は様々。 使用条件の違いもあるため一概には言えませんかが、 点検・交換は1年に1回を目安に行いましょう。

Q2 ワイパーの点検・交換はゴムの箇所だけすれば大丈夫だ。○か×か。

A2 ×

​​ワイパーの点検をする際、まずはフロントガラスをチェックします。スジ状の線が残る、拭きにムラがある、水がにじむなどの症状があるか確認しましょう。忘れていけないのは、ワイパー本体のチェック。さび付きやガタツキ、ひび割れ、裂け、変形がないか、本体をよく観察しましょう。

ゴム交換だけでも拭き性能は一時的に回復しますが、本体ごとの交換の方がワイパーの性能を100%発揮でき、効果が長持ちします。また、ゴム交換に比べて、取り付けの煩わしさが少なく、本体ごとなので楽に交換可能。どのワイパーを選べば良いのかも適合表を見れば簡単です。

Q3 いざ運転しようと思ったらフロントガラスに砂やホコリがいっぱい! そこで、ワイパーで乾拭きした。○か×か。

A3 ×

クルマの始動時に気になるウィンドウ面に付着した砂やホコリ、鳥のフン。ついワイパーの力を借りて きれいにしたくなってしまうけれどNG! ワイパーのゴムのエッジを傷つけるだけでなく、本体のガタツキの原因にもなります。ワイパーで乾拭きするのではなく、必ずウィンドウを布などでキレイに拭いておきましょう。​​

Q4 撥水剤を使用して洗車をすると、ワイパーの性能を発揮できない場合もある。○か×か。

A4 ○

撥水剤を使って洗車をすると水弾きが良くなり、雨の日などでもボディを美しく保つことができます。 一方、ウィンドウ表面の水も弾かれてしまうので、 ワイパーのタイプによっては水の膜をうまく作ることができず、ワイパーが波打つような不自然な動きとともに、「ガガガ」というような音が発生するビビリ音の原因になる場合があります。また、ワイパーに撥水剤が付着することで劣化したり、本来の性能を発揮できなかったりする場合もあるので注意しましょう。

これから雨の多い季節。ワイパーを点検・交換してクリアな視界を保ち、安全運転を心掛けてください。​​

(平野友紀子+ノオト)

[ガズー編集部]