新型カムリとともに市場を盛り上げる、日米のライバル10モデル

大胆なフルモデルチェンジで新型に生まれ変わったカムリ。セダンは伝統的で定番のボディスタイルといえる一方で、近年はミニバンやSUV、そしてコンパクトカーなどの勢いに押されつつありますが、根強い人気を持つのもまた事実。そこで今回は、新型カムリとともにセダン市場を盛り上げる合計10台のモデルをチェックしてみました。

日本仕様のカムリは2.5Lエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、329万4000円から419万5800円
日本仕様のカムリは2.5Lエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、329万4000円から419万5800円

日本市場でハイブリッドセダンのライバルはこの2車種

■ホンダ・アコード ハイブリッド

HONDA ACCORD HYBRID
HONDA ACCORD HYBRID

カムリに近いボディサイズでハイブリッドを搭載したセダンといえば、ホンダ・アコード。室内が広いのもカムリと同様ですね。現行世代から、日本向けのアコードはハイブリッド専用車になっていて、2.0Lエンジンにモーターを組み合わせています。モーター走行領域が広く、電気自動車に近い未来感あふれる加速フィールが味わえるのも特徴。価格は385万円から410万円。

■フォルクスワーゲン・パサートGTE

実は輸入車にも、カムリと同じ市場を盛り上げるライバルがいます。それがフォルクスワーゲン・パサート。パサートには「GTE」というプラグインハイブリッド(PHEV)モデルがあり、価格は519万9000円から539万9000円。組み合わせるエンジンは1.4Lのターボ。エンジンが力強く、ドイツ流の走りの爽快感も特徴的です。

ハイブリッドではないライバルも気になる存在

「ハイブリッド」という基準でみると日本市場でカムリのライバルといえるのはアコードハイブリッドとパサートGTEだけですが、大きなボディのセダンとして見回してみるとほかにも気になるモデルが存在します。それらもチェックしてみましょう。

■日産・ティアナ

日産・ティアナは、北米では「アルティマ」として販売され、カムリと販売台数を競うライバルモデル。日本では2.5L自然吸気4気筒エンジンを搭載し、289万6000円~351万3240円です。

■スバル・レガシィB4

北米で大人気モデルになっているスバル・レガシィもカムリに近いパッケージングのセダン。水平対向と呼ぶ独特の2.5Lエンジンを搭載し、走行安定性を高めるために全車4WDとしていることが、ライバル勢との大きな違いです。価格は293万7600円~315万3600円。

■マツダ・アテンザ セダン

流麗なフォルムが美しいマツダ・アテンザ。6速マニュアルトランスミッションやパワフルで燃費もいいディーゼルエンジンなど、ライバルたちには設定のない、唯一のメカニズムにも注目ですね。価格は276万4800円~400万1400円です。

北米市場で気になる5台

ほぼ日本と同時に北米でも新型の販売がスタートしたカムリ。ハイブリッドではない3.5Lと2.5Lのエンジン搭載モデルも選べる
ほぼ日本と同時に北米でも新型の販売がスタートしたカムリ。ハイブリッドではない3.5Lと2.5Lのエンジン搭載モデルも選べる

カムリは北米(アメリカ合衆国)の乗用車販売で15年連続トップセラー。もちろん多くのライバルが存在しますが、今回はその中から5台をピックアップしました。

■日産・アルティマ

北米のセダン市場ではカムリに続く人気モデルとなっている日産・アルティマ。日本で売っているティアナとほぼ共通ですが、顔つきがよりアグレッシブかつスポーティですね。エンジンは2.5Lの直列4気筒と3.5LのV6。

■ホンダ・アコード

ホンダを代表するアッパーミドルセダンがアコード。先日、フルモデルチェンジした次期型の概要が公開され、今年秋から販売される予定です。エンジンは1.5Lと2.0Lのターボに加え、新開発のユニットを搭載したハイブリッドも用意。

■フォード・フュージョン

もちろんアメリカンブランドも人気。フォード・フュージョンは、クーペ調のスタイリングも好評で、1.5Lターボ、2.0Lターボ、2.5L自然吸気、2.7Lターボ、そして2.0L自然吸気+モーターのハイブリッドとパワートレインの豊富なラインナップも魅力のセダンです。

■シボレー・マリブ

シボレーブランドでカムリのライバルとなるセダンがマリブ。初代登場は1964年と半世紀以上の歴史があり、9代目となる現行モデルは2015年にデビューしている。1.5Lと2.0Lのガソリンターボエンジン車のほか、1.8Lエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドもラインナップ。

■フォルクスワーゲン・パサート

北米向けモデルとして、ドイツ本国や日本仕様とは異なるボディ(中国仕様と共通)で販売されているパサート。エンジンは2.5Lの5気筒や3.6Lの6気筒のほか、2.0Lのディーゼルもラインナップ。堅実なセダンとして人気を博しています。

いかがでしたか? 注目の新型カムリとともにセダン市場を盛り上げていくライバルたち。日本においてはカムリのほか、アコードもハイブリッド専用車となり、また北米でもフュージョンやマリブにハイブリッドモデルがラインナップされるなど、セダンのハイブリッド化はトレンドのひとつのようです。また、ディーゼルエンジンやMTも選べるアテンザの個性もクルマ好きには大いに気になる存在ですね。

(工藤貴宏+ノオト)

[ガズー編集部]

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