クルマで集まる「芋煮会」で感じた、クルマオフ会のメリット・デメリット

秋の声の聞えるころ。東北地方を訪れると、おうちの庭先や河川敷などで、鍋を囲んで芋煮会をしている人をたくさん見かけます。今回、「CAR GRAPHIC(CG)」の応援団的コミュニティ「CG CLUB」の東北地方メンバー『東北TTD』のミーティングの前夜祭として行われた芋煮会を取材しました!

東北TTD前夜祭的な芋煮会へ

「CAR GRAPHIC(CG)」の応援団的コミュニティ「CG CLUB」の北地方のメンバーが呼びかけ合って開催された「東北TTD」。その前夜祭として、芋煮会が行われました。ちなみにTTDは「Tea Talk Drive」の略で、車種は限定せず、愛車でドライブがてら集まっては、気ままにおしゃべりや情報交換をする場なのです。
会場は福島県の「エンゼルフォレスト那須白河」。イベントに参加して感じた、クルマで集まるメリット・デメリットを上げてみたいと思います。

芋煮を食べながら、肉を焼きながら、気心の知れた仲間とクルマの話。おいしいものがあればなおのこと、話題が尽きることはない
芋煮を食べながら、肉を焼きながら、気心の知れた仲間とクルマの話。おいしいものがあればなおのこと、話題が尽きることはない

利便性の良さは大きなメリット

1.遠方でも参加できる!

芋煮会はクルマで集まらなくても、どこでも開催することができます。都内でもよく開催されているものです。でもクルマで集うことで、遠方からも参加しやすいというメリットを感じました。今回は東京のほか、山梨方面から参加している方も。電車でアクセスしづらい場所に集まる場合などはとくに、この特徴が活かされるでしょう。

2.クルマならではの利便性の高さ

また買い出しなども便利です。今回のような芋煮など飲食系のイベントで起こりうる、食材を追加したい、調味料を足したいというときこそ、クルマの利便性が活かされると感じました。

3.クルマ好きならでは! 愛車トークで盛り上がる

また、クルマで集うオフ会すべてに言える特徴ですが、乗ってきたクルマの話で盛り上がる点も、クルマで集まる楽しみのひとつではないでしょうか。1台1台の話を聞いていくとまた実に深いし、ありふれた話にあまり遭遇しないのです。

あえて言えば……飲めないことだけデメリット?

クルマで集まるデメリットですが、強いて言えばお酒が飲めないことでしょうか。運転する人にとって、お酒はご法度ですからね。
しかし今回会場になったエンゼルフォレスト那須白河は宿泊も可能。早くも「来年は泊りがけにして前夜祭芋煮会として、みんなで泊まりましょう」というアイデアも出ていました。こういうデメリットも越えて行けばいいのです。それに泊まると一層親交も深まるのだから、そうなればもはや、デメリットはなくなるかしれませんね。

前夜祭芋煮会に参加した皆さん
前夜祭芋煮会に参加した皆さん

あくる日は「CG CLUB東北TTD」本番。翌日、同じ場所で再度集まるのに、日が暮れるまでクルマを囲んでのトークが終わらないのはこの手の集いの常。「話題がスパイス」とはよく言ったものですが。まさに今年の味のクルマ好き仲間の芋煮が楽しめた集いでした。

(写真・文:中込健太郎 編集:ミノシマタカコ+ノオト)

[ガズー編集部]