クルマの数だけエピソードあり!大学生の愛車事情(2019年版)

皆さんは、いくつのときに初めての愛車を手にしましたか? 「学生のころ、アルバイトを頑張って買ったなぁ」という方もいるのではないでしょうか。

「若者のクルマ離れ」なる言葉ができてもう10年以上が経ちますが、クルマ好きの若者は今も多く、アルバイトでやりくりをして愛車を手に入れる学生はいます。今回はそんな学生たちの愛車にまつわるエピソードをご紹介していきます。

神奈川県在住:三菱・FTO

このクルマのオーナーはアルバイトで頭金を貯め、大学2年生の春休みにローンでFTOを購入したそうです。

「実家のクルマがATだったのでMTに乗りたくて探していたところ、FTOという車種を知りました。そのエクステリアデザインに一目惚れでしたね。後期型でボディカラーは赤……と譲れない条件で絞るとなかなか出物が見つからず、探すのに苦労しました」

やっと手に入れたマイカー、うれしくて納車1年で2万キロも走ったそうです。しかし、このクルマならではの苦労もあるとか……。

「今となってはマイナー車なので、パーツが出回ってないのが悩みですね。日ごろからネットオークションをチェックしています。FTOオーナーの集まりに参加してパーツを安く譲ってもらうこともありますね。でも、このクルマに代わるような車種がないので、短所が目立っても気にしません」

“あばたもえくぼ”と言ったところなのでしょうか。2.0LのV6という今では珍しいエンジンも、お気に入りのポイントとのこと。写真撮影も趣味なので、「これからFTOといろいろな場所を巡ってドライブを楽しみたいです!」と話してくれました。

神奈川県在住:ダイハツ・ムーブ

大学2年生の夏からダイハツ・ムーブを所有しているこちらのオーナーは、クルマを所有することで「生活が充実した」と感じているそうです。

「L150系のムーブが好きで、その最上級グレードのカスタムRSを知人から安く譲ってもらいました。クルマがあると行動範囲も広がりますし、大きな買い物もできるので充実した生活ができるようになりましたね」

写真からもわかるように、メンテナンスも極力自分で行うようにしているとのこと。

「もともとクルマが好きだったので、維持に関してはそれほど苦に感じていません。自動車関係のアルバイトをしているので、できることは自分でやっています。自分でクルマを触っていると、いい勉強になるなと感じています」

今後もムーブは、彼の生活を豊かにしてくれる相棒として活躍していくことでしょう。

静岡県在住:トヨタ・カローラレビン

こちらのオーナーは高校3年生のクリスマスに免許を取得し、その日のうちにこのレビンのオーナーになることを決意したそう!

「このレビンは、父親の知人から譲ってもらったクルマです。もともとこのクルマを譲ってもらう予定になっていて、免許を取得したら父と一緒に見に行く予定になっていたのですが、免許を取得した帰りに見に行ってその場で決めてきました。4A-GEエンジンが大好きなんですよ!」

そう聞くと、順調に夢を叶えたように思えますが、納車までの道のりは長かったとのこと。

「譲ってもらったときは車検がなく、板金も必要な状態でした。そのため、このクルマに乗ると決めたのは高校3年生の年末でしたが、納車したのは3月でしたね。高校生のときはこのクルマの公道復帰の資金を調達するために、アルバイトばかりしていました」

クルマを起点に新たな出会いがあったり、クルマでしか見に行くことのできない場所に景色を見に行ったり、愛車レビンはなくてはならないものになっているようです。

北海道在住:ダイハツ・テリオスキッド

北海道に住むこちらのテリオスキッドのオーナーは、地上高の高い4輪駆動のMTであること購入の決め手となったと言います。

「雪国で生活する上で4輪駆動は必須です。本当はジムニーが欲しかったのですが、予算の都合でテリオスキッドになりました。冬にマイカーがないと不便なので、大学3年の夏にこのクルマを手に入れたときは、本当にうれしかったですね」

夏に農家でアルバイトをし、購入資金と維持費を捻出して、冬はスノーボードを楽しむという北海道らしいエピソードも。

「普段は運送のアルバイトをして、夏は農家の手伝いもしています。アルバイト先への移動はもちろんですが、冬場は週に4日ほどスキー場でスノーボードを楽しむので、いろいろなシーンで役立っています。当初の希望車種ではなかったですが、雪が積もっても走行可能なので心強い相棒です。とても満足しています」

静岡県出身のオーナーは、当初慣れない雪道での運転に戸惑っていたそうですが、MT車の運転が非常に楽しいとのこと。テリオスキッドは、これからも彼の生活を支えるでしょう。

千葉県在住:BMW・135i

「大学生でBMWのクーペ」と聞くととてもバブリーな雰囲気がしますが、こちらのオーナーは135iを父親から“託された”クルマだそうです。

「大学在学中に両親の海外転勤が決定したため、父親からこの135iを託される形となりました。このクルマにふさわしい、上手い運転ができるようになれたらなと思っています」

父親から託されたとはいえ、普段の維持管理は自分で行っているそうで、独自の苦労があるそうです。

「以前冷却系のトラブルが発生してしまい、修理費用が高額だったのでしばらく乗れない期間がありました。部品代などを考えると、やはり国産車より維持費はかさんでしまうと思います。自分なりに少しカスタムもしてみたいとも思うのですが、パーツも少ないですね。でも純正でも十分楽しいと感じますし、何より直6エンジンが一番のお気に入りです!」

今後の可能な限りこの135iを維持していくとのこと。でも最終的にはオールドミニを愛車にしたいと語っていました。

いかがでしたか? 車種のジャンルもカーライフもそれぞれ違いますが、愛車をとても大切にしているのが伝わったかと思います。また取材をしていく中で、それぞれのオーナーと愛車がとても“絵になるな”と感じました。苦楽をともにした相棒だけに、その距離は自然と縮まっているのかもしれません。筆者も若者が彼らのような、クルマ好きになるきっかけを作っていきたいと思います。

(取材・文:西川昇吾 編集:木谷宗義+ノオト)

[ガズー編集部]

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