若葉マークの位置や期間は? 1年以上つけてOK? 実は知らない基本のルール

運転初心者がつける若葉マーク。春先には免許取り立ての人も増え、街で見かけることも増えるかもしれません。

一般的に「免許取得後、1年未満の初心者がつけるもの」という認識を持たれている若葉マークですが、法律にのっとったルールがあります。違反すると罰則もあるため、知らないでは済まされません。うっかり違反を犯さないためにも、ルールをおさらいしておきましょう。

若葉マークとはどんなもの? 実は罰則あり

若葉マークとは、正式名称を「初心運転者標識」と呼び、一般的には「若葉マーク」や「初心者マーク」という名称で親しまれています。

このマークの歴史は古く、昭和47年に誕生し、2019年でなんと47歳(笑)。全く古臭さを感じさせないデザインですが、道路交通法に則って運用ルールが決められています。
「普通自動車免許を受けた人で、当該自動車免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く)が通算して1年に達しない人」が表示対象者とされ、「車体の前面と後面の両方に、地上0.4メートル以上1.2メートル以下の見やすい位置に表示してください」とのこと。
つまり免許取り立て1年未満の人と、再取得して1年未満の人は、車両の前後に若葉マークを貼りなさいよ!ということ。ちなみに免停期間は1年のうちにカウントしないそうなのでご注意を。
表示義務を怠ると、罰則金が4,000円。減点1点となるそうですので気をつけましょう。

また意外と知られていませんが、若葉マークを表示している自動車に対し、一般車両が「側方に幅寄せ」や「割り込み」をした場合、道路交通法違反になり、原点1点と、車種により反則金が課せられます。

<反則金一覧>
大型車(中型車を含む):7,000円
普通車・二輪車:6,000円
小型特殊:5,000円

運転初心者は社会全体で優しくしていこう。というルールがあるのですね。

免許取得1年以上の人がつけてもOK

「運転免許証はずいぶん前に取ったけど、ペーパードライバーだから運転は不安です」。

そんな理由から、運転するときに若葉マークを着けようかな……と思う方もいるでしょう。実は若葉マークは「装着義務」については道路交通法で定められていますが、脱着義務については明記されていません。つまり1年経っても不安ならいつまで着けていてもOKなのです。ただし、着けていたからと言って同じように法律上保護されているわけではありません。運転歴が1年を超えていれば初心運転者等保護義務はないので、その点だけ注意しましょう。

また貼る場所について「車体の前後に標識を付けないで運転してはならない」という明記はされていますが、「何枚以上つけてはいけない」というルールはありません。つまり、不安だからベタベタいっぱい張っても、法律上は何ら問題がないということ。ちょっと面白いですね。

若葉マークは主に教習所を卒業した際記念にもらうことが多いですが、これから購入したい場合、アマゾンや100円ショップ、カー用品店はもちろんホームセンターでも買うことができます。主に車体に取り付けるマグネットタイプと、車内からガラスに吸盤で取り付けるタイプが一般的です。ただマグネットタイプは盗難されることも多いそうなので、長く使いたいなら、吸盤タイプが安全かもしれませんね。

初心者にとっては、楽しさと緊張が入り交じるカーライフ。若葉マークを堂々としっかりつけ、楽しい思い出をクルマと一緒に作りましょう。

(文:おおしまりえ 編集:ミノシマタカコ+ノオト)

[ガズー編集部]

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