【懐かし自動車ダイアリー】2004年(平成16年)~クルマで振り返るちょっと懐かしい日本

トヨタ・パッソ
トヨタ・パッソ

2004年(平成16年)| 自動車 ~ コンパクトカーのニューモデルが続々とデビュー

トヨタが発売したパッソはヴィッツよりも小さなサイズで、つけられたキャッチコピーは「トヨタ最小プチトヨタ」。ダイハツと共同開発したモデルで生産もダイハツが行っており、ダイハツ・ブーンは姉妹車である。ダイハツは1998年にトヨタグループの一員となり、トヨタの小型車部門で大きな役割を担う体制が整えられていた。

ほかにもコンパクトカーが次々に発売されている。トヨタ・アイシスは5ナンバーサイズのミニバンで、センターピラーを内蔵したスライドドアを装備する。小型ハッチバック車の日産ティーダは、アライアンスパートナーのルノーと共同開発したプラットフォームをベースに開発された。ミニバンのラフェスタも、ルノー・メガーヌと共通のプラットフォームを使用している。マツダ・ベリーサはデミオとパーツを共用しながら本革シートをオプション設定するなどして差異化。プレミアムコンパクトカーというコンセプトで高級感をアピールした。

コンパクトカーが販売を伸ばす一方で、大型クロスオーバーSUVの日産ムラーノが日本での販売を開始。2002年に北米で発売されて人気となり、日本でも導入を望む声が高まっていた。ホンダは2列シート6人乗りミニバンのエディックスを発売。シビックをベースとしつつも前席を3座とし、全座席を独立配置とすることで、前後スライドができるようになっていた。

  • ダイハツ・ブーン
    ダイハツ・ブーン
  • トヨタ・アイシス
    トヨタ・アイシス
  • 日産ティーダ
    日産ティーダ
  • 日産ラフェスタ
    日産ラフェスタ
  • マツダ・ベリーサ
    マツダ・ベリーサ
  • 日産ムラーノ
    日産ムラーノ
  • ホンダ・エディックス
    ホンダ・エディックス

2004年(平成16年)| 世相と文化 ~ イラクに自衛隊が派遣され、日本では牛丼が消えた

アメリカ軍を中心とする多国籍軍が占領したイラクに、自衛隊が派遣される。イラン特措法に基づくもので、目的は人道復興支援と安全確保支援。活動は非戦闘地域に限定されたが、宿営地のサマワでは爆発事件が発生していた。後に武装勢力がイラクにいた日本人3人を誘拐して自衛隊撤退を要求するが、日本政府は拒否。3人は無事解放されたものの、自己責任論によるバッシングを受けた。

BSE問題でアメリカ産牛肉の輸入が禁止され、牛丼チェーン店は販売停止に追い込まれる。オーストラリア産牛肉などを使って販売を再開するグループもあったが、吉野家はアメリカ産でなければ同じ味を保てないとして代替メニューの豚キムチ丼や焼鶏丼などを発売する。しかし、鳥インフルエンザで中国とタイからの鶏肉が輸入できなくなり、焼鶏丼も販売中止となった。

アテネオリンピックでは柔道の野村忠宏が3大会連続の、谷 亮子が2大会連続の金メダルを獲得。競泳平泳ぎの北島康介、女子レスリングの吉田沙保里と伊調 馨などの活躍で金メダルは16個。メダル数は合計で37個という好成績を収めた。「チョー気持ちいい!」「気合だー!」が流行語に。

プロ野球の再編問題が浮上し、大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブが合併。東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生し、福岡ダイエーホークスが福岡ソフトバンクホークスに。ライブドアの堀江貴文が新規参入に意欲を見せる。マリナーズのイチローは262安打でシーズン最多記録を更新。

第130回芥川賞は20歳の金原ひとみ『蛇にピアス』と19歳の綿矢りさ『蹴りたい背中』。テレビではギター侍の波田陽区が「……残念!」と叫んだ。

プレイバック2004年(平成16年)

★アカデミー賞
『ミリオン・ダラー・ベイビー』
★日本アカデミー賞
『半落ち』
★NHK朝ドラ/大河ドラマ
『天花』『わかば』/『新選組!』
★日本レコード大賞
『Sign』Mr.Children
★日本ダービー馬
キングカメハメハ
★日本カー・オブ・ザ・イヤー
ホンダ・レジェンド
★新語・流行語大賞
「チョー気持ちいい」
  • ホンダ・レジェンド
    ホンダ・レジェンド

[ガズー編集部]

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