今年も行って来ちゃいました! ~Honda Racing THANKS DAY 2018!レポート~
先週になりますが、Honda Racing THANKS DAY 2018!に行って来ました。国内カテゴリーを振り返りながら、レポートします。今季は、SUPER GTとスーパーフォーミュラの国内トップカテゴリーは、どちらもタイトル獲得と圧勝でしたね。両方獲得した山本尚貴選手の素晴らしさが際立っていました。完敗。そんな彼がいるホンダさんの国内カテゴリーと世界の大舞台で活躍する方々、ホンダさんならではの2輪ライダーの方々をしっかり見て参りました。
こちらのイベントは、昨年10年ぶりに伺いましたが、ずーっとテイストが変わらないファン感謝デー。おもしろいです。トップカテゴリーのドライバー、ライダーがさまざまなカテゴリーで走りを披露したりする大運動会。ユニークさに、思わず笑みがこぼれます。
以前開催されていたトヨタモータースポーツフェスティバルが、まさにそれだったなあと思い出しました。以前は、モータースポーツがメインで、クルマ好きコンテンツはゼロでしたからね。今は、TOYOTA GAZOO Racing FESTIVALに生まれ変わり、クルマ好きに訴えるたくさんのコンテンツも用意されるようになりましたね。そこは、TGRFの個性で、他メーカーにはないと感じるところです。
さて、私がシーズン追いかけているSUPER GTのコンテンツでは、F1のピエール・ガスリー選手とインディの佐藤琢磨選手が、開発車をドライブしました。昨年は、このイベントに参加したジェンソン・バトン選手も、シーズン中スポット参戦したクルマに乗り込みました。フル参戦を発表したこともありワクワクしたものです。無限さんからスポット参戦した2017シーズンでしたが、100号車をめちゃくちゃ見ていたので、100号車に乗るかなあと妄想しておりましたが、ビンゴでした。
戻りますが、NSX GTをドライブしたガスリー選手は、来年乗せて欲しいとリップサービス。さすが!でも、いざデモレースが始まる頃になったら、昨年のスーパーフォーミュラでチームメイトだった山本尚貴選手のところで、何か細かに質問していました。もちろん、一緒に走る佐藤琢磨選手とも。やっぱりスイッチ入りますね。来季は、F1のレッドブルに行ってしまうガスリー選手。レアなシーンを見せてくださり感謝。
お名前をファンの方に呼ばれたら、出ていって気軽にファンサービス。びっくりですよホントに。朝、Instagramに、トロロッソ最後の日と投稿していましたが、彼にとって、特別の日だったのでしょうね。ますますF1界で磨かれ魅力も3割増し(もっとかしら)で来日、私はこの日、ただの追っかけになってしまいました。人間力ありすぎ。素敵です、まだまだお若いのに。いや、若くて速くて才能があるから、F1ドライバーな訳か。
昨シーズン、スーパーフォーミュラで走ってくれて、ランキング2位となりましたが、翌年にF1へステップアップと階段を一段抜かしで一気に駆け上って行き雲の上の人へ。昨シーズン当初は、パドックの出待ち入り待ちのファン層の男子率の高さに驚いたのを記憶しています。私は、きっと速いんだろうなあくらいの印象でした。ワールドチャンピオンなるまで、応援しようかな!んー、くどいレポ。すみません。
SUPER GTのメンバーは、私もお顔を良く知るドライバーさんばかりで何か故郷に帰ってきたような安心感を勝手に持ちました。デモレースが行われていましたが、ベルトラン・バゲット選手が、とんでもないピットロード速度違反をしてオーバーテイクを試みていました(笑)。イベントだからOKです。チャレンジャーだなと。
ホンダ陣営の来季は、どんな感じでしょう。バトン選手が残留してくれたら、「漢」だと私は思います。チャンピオンを獲得して、さて来季は?となった時、いなくなっちゃう?のは、ちょっと寂しいので。ワールドチャンピオンをお迎えするにあたり、いろんな影響があったと思うので、すでに騒がれておりますが、残留希望です。
最初は、F1との環境の違いに、驚かれていたというのは耳にしました。立派なピットパーテーションやホスピタリティもありません。それは、ヘイキ・コヴァライネン選手も日本に来た時に驚いたらしいです。しかし、これだけ馴染んでくれて、レベルの高い戦いをしているというのは、対外的に良いアピールになりますよね。切に思います、海外からのアプローチの1つに彼らの存在があることを評価して欲しいと。
スーパーフォーミュラも、シーズン最後を締めくくるデモレースを開催。すでに今月ルーキーテスト、タイヤテストを行い、来季の布陣が見えてきているところもありましたよね。
それを裏付けるかのような動きも見られ、まだ正式発表になっておりませんので確定ではないですが、感慨深かったです。最後の?挨拶をしているらしきドライバーさんもいらして、若干寂しくなりました。一期一会に弱い単純なタイプの人間ですので、嗚呼…って思いながらパチリと。ガッツいて撮りはしませんけどね…。
最後になりましたが、moto GPのダニ・ペドロサ選手が、今季限りで現役から引退ということで、これまでのバイクを駆りサーキットを走行。これは、たまりませんでしたね。最後のシーンに立ち会えたこと。あのよどみない空気の中で、たくさんの方に送られながら走る偉大なライダーに、震えちゃいました。私、2輪は、正直知識がなかったのですが、にわかで申し訳ないのですが、写真撮るのも忘れて見ていました。ただただ、取材させていただきありがとうございます…、ホンダさんに感謝です。
楽しい催しものがいっぱいで、一人では手が足りませんでした。しかし、非常に楽しむことができました。寒さに震えてしまいましたが、行って良かったと、そう思いました。
こちらは、ホンダさんの公式フォト。
本田技研工業 ホンダレーシングサンクスデー フォトギャラリー
https://www.honda.co.jp/enjoyhonda/hrtd/2018/gallery/
私も少し撮りましたので、どうぞ!
(写真 / テキスト:大谷幸子)
レポーター(お)ねえさん・大谷幸子
随時、クルマに関する様々なイベント・テーマでレポートしていきます!
[ガズー編集部]
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