【GAZOO車クイズ Q.72】プジョーが自動車製造を始める前につくっていた製品として適当でないものは?

プジョーが自動車製造を始める前につくっていた製品として適当でないものは?

Aタイヤ

Bスプリング

Cのこぎり

Dコーヒーミル

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Aタイヤ

自動車製造へと乗り出したアルマン・プジョー。プジョーは自動車メーカーとなる前にも、高い鉄加工技術を生かしてさまざまな製品を製造していた。

プジョー家のルーツはフランス中部東端のモンベリアールの農家で、18世紀になると軽工業に進出します。1810年にジャン・ピエール・プジョー2世が冷間圧延工法による製鉄に成功し、のこぎりなどの工具や時計用スプリング、コーヒーミルやペッパーミル、コルセットまでさまざまな鉄製品を製造するようになりました。

プジョーのコーヒーミルは現在でも製造されていて、品質の高さには定評があります。ジャン・ピエールの孫アルマンは、鉄加工技術を生かして自転車製造に乗り出し、プジョーはフランス屈指の大企業に発展しました。次に目をつけたのは自動車です。

ダイムラーからライセンスを得ていたエミール・エ・ルヴァッソールからエンジンの提供を受け、「クアドリシクル」という四輪自動車を完成させました。このモデルは5台製造されており、プジョーは同一モデルを複数台つくった世界最古の自動車メーカーとされています。

※詳しくは【よくわかる 自動車歴史館】《アルマン・プジョー》
https://gazoo.com/article/car_history/170127_1.html

[ガズー編集部]

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