レクサスGS F 商品解説伸び感を極めたパワーユニットと鍛え上げたシャシー

2015.11.25 13:30

“F”の愉しさである「サウンド」「レスポンス」「伸び感」の3要素をさらに追及。GS Fに搭載する自然吸気V8エンジンは、組み立て後に回転バランス取りを行い、滑らかさとレスポンスの良さをさらに向上。シャシーは、サーキット走行に相応しい、ボディの高剛性化をはじめ、サスペンションのチューニング、スピードコントロールに対応できるブレーキ、軽量アルミ、エアロパーツに至るまで、各所の適正を追求。

V8 5.0L　エンジン

圧倒的なパワーを追求したハイパフォーマンスのエンジン、2UR-GSEを搭載。
どこまでも加速していくような気持ちの良い伸び感、自然吸気ならではのすぐれたレスポンスを実現。

官能的なサウンドチューニングと、排気音も奏でるアクティブサウンドコントロール

アクセルを踏み込むほどに音程が高まっていく昂揚感と、どこまでも加速していくような飛翔感。低速域から高速域へと変化していく音程を明確にチューニングすることで、ドライバーの心を躍らせるスポーツカーならではのサウンドを表現。

過酷なサーキット走行に対応する「高剛性ボディ」

スポット打点の増し打ち、剛性の向上と振動を抑制する「構造用接着剤」、従来より細かいピッチで溶接する「レーザースクリューウェルディング」、ガラスとボディ間の結合力を高める「高剛性ガラス接着剤」などレクサス最新のボディ技術を採用するなど、過酷なサーキット走行にも対応する高いボディ剛性を実現。

狙い通りのラインを描ける「GS F専用チューンドサスペンション」

サーキットで思い切った走行を可能にするため、グリップ性能にすぐれたワイドな19インチ大径タイヤを採用。サスペンションはパーツを新設計し、高剛性の確保とロール剛性の適正化を実現。さらに、ステアリング系も適正化を実施し、操舵レスポンスも向上。チューニングは世界各地のサーキットで入念な走り込みを実施し、長時間走行が可能な耐久性を実現。

足元を精悍に彩る軽量・高剛性の鍛造「アルミホイール」

ハンドリングに大きく貢献する高剛性と、軽量化を図りながら、GS Fが持つ大人の上質さを表現したアルミホイール。

: ※写真は標準装備の10本メッシュスポーク（BBS製）。F専用オレンジブレーキキャリパー（フロント・リヤ）はメーカーオプション。

パワフルな制動力でサーキット走行にも対応する「ブレーキ」

強力な制動性能はもちろん、ブレーキペダル操作による微妙なスピードコントロールも要求される、サーキット走行に相応しい、フロント/アルミ対向6ピストン、リヤ/アルミ対向4ピストンモノブロックキャリパーを採用。高摩擦パッド＊などにより、高い剛性と耐フェード性を確保。さらに、マスターシリンダーの大径化、ペダル比の最適化などにより、高い応答性とリニアな効きも実現。

ハンドリングに貢献する「エアロパーツ」を各所に配置

フラットなエンジンアンダーカバーを採用するなど、床下のすぐれた空力性能を実現。さらに各アンダーカバーにエアロスタビライジングフィンを設け、空気の流れを積極的に利用し、優れた操縦安定性を生み出している。また、カーボン製のグリルロアモール、リヤスポイラーなど軽量化と高剛性化を両立、ボディ全体の空気の流れを効率的にコントロール。