【トヨタ WRC】第7戦最終日、タナックがラリー・ポルトガル初優勝 今シーズン3回目の勝利を飾る

表彰式

6月2日(日)、2019年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・ポルトガルの、競技最終日となるデイ3が行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ組(ヤリスWRC 8号車)が優勝しました。前日のデイリタイアから、ラリー2規定に基づき再出走を果たしたヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(10号車)は、総合7位で完走しました。なお、総合2位につけていたクリス・ミーク/セブ・マーシャル組(5号車)は、最終ステージでリタイアとなり、完走を逃しました。

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<<ラリー・ポルトガル デイ3の結果>>

1 オィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) 3h20m22.8s
2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +15.9s
3 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) +57.1s
4 テーム・スニネン/マルコ・サルミネン (フォード フィエスタ WRC) +2m41.5s
5 エルフィン・エバンス/スコット・マーティン (フォード フィエスタ WRC) +7m08.3s
6 カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン (シュコダ ファビア R5) +10m34.2s
7 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +11m28.2s
8 ヤン・コペツキ/パヴェル・ドレスラー (シュコダ ファビア R5) +11m41.9s
9 ピエール-ルイ・ルーベ/ヴィンセント・ランデ (シュコダ ファビア R5) +12m46.3s
10 エミル・ベルグヴィスト/パトリック・バース (フォード フィエスタ R5) +14m28.4s
R クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC)

  • 8号車(オィット・タナック、マルティン・ヤルヴェオヤ)
  • 10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
    10号車(ヤリ-マティ・ラトバラ、ミーカ・アンティラ)
  • 5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)
    5号車(クリス・ミーク、セブ・マーシャル)

WRC次戦は、6月13日(木)から16日(日)にかけて開催される、第8戦ラリー・イタリア サルディニアです。地中海に浮かぶサルディニア島の北部を舞台とするこのイベントは、中高速のステージが続くグラベルラリーです。全体的に道幅が狭く、すぐ近くに木々や大きな岩が迫る非常にトリッキーなステージが多いため、精度の高いハンドリングとドライビングが求められます。路面は目が細かい砂に覆われていますが、多くのラリーカーが走ると下から硬質な路面や石が露出し、パンクの危険性が高くなります。また、気温もかなり上昇するため、ラリーカー、タイヤ、そして選手にとって非常に過酷なラリーだといえます。

[ガズー編集部]

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