アルファロメオ 1600スパイダー・デュエット

1966年1月~1992年1月

大ヒットを収めたジュリエッタ・スパイダーに次いで、ジュリア系新スパイダーのデザインも再びピニンファリーナに委ねられることになった。'66年にデビューするスパイダー・デュエットのデザイン的起源は、ディスコ・ボランテ6C3000CMシャシー上に行なったピニンファリーナの空力的実験の第3段階として1959年に発表された3500スパイダー・スーペルスポルトまで遡ることができる。デュエット・ボディ最大の外観的特徴で“osso di seppia(イカの骨)”というニックネームの由来となったボディ側面のえぐり状のプレスラインが3500スパイダーには早くも認められる。1961年にはジュリエッタ・シャシーに同様のテーマを応用したボディが架装、新たにジュリエッタSSスパイダー・スペチアーレ・アエロディナミーコと名付けられた優美で愛らしいプロトタイプはプロフィール、ノーズの形状など5年後に正式デビューするデュエットを強く示唆していた。こうして生まれた1600スパイダー・デュエットは各コンポーネントをジュリア・スプリントGTと共にし、スプリントGT系同様大きな成功を収めることになる。寿命の長さはシリーズ随一で、ベルリーナ、クーペが'70年代後半にはフェードアウトして行ったのに対して、スパイダーだけは幾たびかのモディファイを受けて、現行FFスパイダーがデビューする直前、'92年まで生産が継続された。ところで、“デュエット”というペットネームは一般公募の上決定したものである。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1570cc 2 5速MT フロア FR 2 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

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