アルファロメオ 1900スーペル・スプリント

1953年1月~1958年1月

アルファ・ロメオ1900のコンポーネンツを使用するカロッツェリアボディ専用シャシー、“1900スプリント(1900S)”のスープアップ版として1953年にデビューしたのが、この1900スーペル・スプリント。標準ボディとして、1900スプリント以来のカロッツェリア・トゥーリングのスーペル・レッジェーラ製の端正なクーペがカタログモデルに設定されるが、ほかにもピニンファリーナ製クーペやヴィニャーレ製コンバーチブルなどが純カタログモデルにラインナップされていた。さらにギアやカスターニャなど、制式モデル指定を受けられなかった各カロッツェリアも1900SSをベースにしたフオーリ・セリエを競作、第二次大戦前以来のイタリアンカロッツェリアの伝統を継承した最終期のモデルとなった。エンジンは1900/1900スプリント用を100cc近く拡大した直列4気筒ツインカム1975ccで、同じ排気量の1900tiベルリーナよりも15psアップの115psを発生、当時はまだ珍しかった5速トランスミッションを介して、豪華なクーペ/コンバーチブルボディを架装された状態でも、180km/hのマキシマムスピードを可能とした。ライバル、ランチア・アウレリアB20GTとともに、当時のヨーロッパでも最上級の2リッター級グラントゥリズモとして君臨した。写真は後期型のトゥーリング製クーペ。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1975cc 2 5速MT フロア FR 2 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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