アルファロメオ 24HP

1910年1月~1920年1月

アルファ(1918年以降はアルファ・ロメオに改名)の実質的な第1号生産モデル。ビアンキからアルファ創立の柱として招聘されたインジェニェーレ、ジュゼッペ・メロージが「ツーリングにも、スポーツにも使える高性能車」というテーマに則って設計した。アルファ社の前身、ダラックの流れを汲むパワーユニットは、直列4気筒サイドバルブ4084ccから42ps(最初期モデル)を発生し、シャシー重量1トンの24HPを100km/hで走らせるという、エドウォーディアン期のツーリングカーとしてはかなりの高性能車となった。また、チェーンドライブが当たり前だった時代に、既にトラニオンを使用するトルクチューブドライブを採用するなど、かなり進歩的なモデルでもあった。ボディは、こののち初期アルファ・ロメオのボディの多くを引き受けることになる老舗カロッツェリア、カスターニャが製作した。1912年にはエンジン出力が45psにアップされる。さらに1914年には49psに高め、カム駆動をギアトレーンからサイレントチェーンに改めた20-30HPに進化を遂げた。24HPと改良型の20-30HPは、1920年頃までに合わせて約680台が生産されるヒット作にして、設計者メロージの出世作ともなった。写真はトルペード。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 4082cc 2/4 4速MT フロア FR 4~6 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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