アルファロメオ 40-60HP

1914年1月~1914年1月

1913年にデビューした、歴代アルファ・ロメオ中最大のキャパシティを持つ高性能ツーリングカー、40-60HPは、特に第一次大戦後は都市間ロードレースやヒルクライムなどで活躍するレーシングカーとしても活躍したが、戦前のデビュー当初はロードカーとして発表され、様々なボディが架装されている。現在、ミラノ近郊アレーゼのムゼオ(博物館)アルファ・ロメオに展示されているこのシルーロ・リコッティは、そんな40-60HPシャシーに、当時からアルファ・ロメオには数多くのボディを架装していた老舗カロッツェリア“カスターニャ”が、有力な後援者リコッティ伯爵のオーダーに応えて、“シルーロ(魚雷)”と呼ばれるアルミ製流線型ボディを架装した有名なクルマである。1930年代の流線型ブームとは異なり、空力的というよりは視覚的な流線型のようにも見えるが、テストではノーマル・トルペードより14km/hアップの139km/hのマキシマムスピードを達成、その効果を証明して見せた。飛行船のようなボディの中には、ちゃんとしたノーズのついた4座オープンカーが隠れた特異な構造となっている。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
シルーロ・リコッティ - 6082cc 2 4速MT フロア FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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