アルファロメオ 6C1500SS

1928年1月~1929年1月

アルファ・ロメオの名声を決定的なものとし、自身も自動車史を代表する巨匠と呼ばれることになったインジェニェーレ、ヴィットリオ・ヤーノが初めて手掛けたロードカーが6C1500。その6C1500が1928年にシリーズ2に進化した際に追加されたシリーズ中、最高の高性能バージョンがSS(スーペル・スポルト)である。1500cc級の小型スポーツカーながら、当時最新のグランプリカーのテクノロジーが贅沢に投入され、市販車としては極めて高度なDOHC6気筒エンジンを搭載する。SSのエンジンは同じ6C1500シリーズでもSOHCを積むノルマーレの44PS、DOHCながらチューンの低いスポルトの54PSに対して60PSを発生したが、さらにスーパーチャージャーもオプション装着が可能で、その場合には76PSに達した。また、ワークスチーム用に供されたレーシングモデル“テスタ・フィッサ”には非分離シリンダーヘッドが与えられ、84PS/5000rpmという大パワーを獲得した。1929年に、排気量を拡大したバージョンアップモデルでのちの歴史に残ることになる名車、6C1750にあとを譲って生産を終える。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1487cc 2 4速MT フロア FR 2 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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