'70年6月にデビューする2代目ジャべリンは、その前年にAMCから発表されたショーモデルのエッセンスを多分に生かして生産化されたモデルである。'60年代独特のスタイルが色濃く残る初代ジャべリン／AMXからは一気にモダナイズされ、前後フェンダーのマッシブなプレスラインが印象的なクーペボディは、いかにも'70年代的なワイド＆ローのプロポーションを得ていた。エンジンは4.2リッターの直列6気筒OHVのほか、304CI（5リッター）や360CI（5.9リッター）のV8も選択可能であった。先代ジャべリンはマスタングが巻き起こしたポニーカーブームに乗って営業的にも一定の成果が得られたが、この2代目のデビュー時には既にブームが去っており、またラルフ・ネーダーの安全ヒステリーや、とどめとなった第一次オイルショックの影響もあって狭くなったマーケットでは、ビッグ3の強力なライバルには到底太刀打ちできず、販売成績は下降の一途を辿った。毎年、ラジエターグリルの意匠など細かい変更を受けるが、基本的には最後までこのままの形で造られた。'74年に生産を中止する。蛇足ながら、冒頭に記したジャべリンのエクスペリメンタルモデルの監修に当たったのは、'60年代にフェラーリ250GTOや、自らの名を冠したレーシングカーを製作したジオット・ビッザリーニであったともいわれている。
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| グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (名称なし) | - | 5896cc | 2 | 3速AT 4速MT フロア | FR | 4 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を２輪・４輪を切り替える事が出来る４WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金（除く消費税）、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。