1949年のル・マンに、DB1の4気筒車と共に6気筒搭載のワークスカーとしてエントリー(冷却水を失って早々にリタイア)。翌’50年4月にまず生産モデルの概要が発表されたのち、同年10月のロンドンショーで正式デビューした。元来クロード・ヒルがDB1用に設計したシャシーに小変更を加え、一方、W.O.ベントレーがラゴンダ2.6リッターのために設計し、その魅力と可能性の高さでデヴィッド・ブラウンを魅了したことで、ラゴンダ社ごと買収させてしまったという“いわく付き”の直列6気筒DOHC2.6リットルユニットを搭載したモデルである。この名作ツインカムユニットはブロック、ヘッド共に鋳鉄製で4個のメインベアリングを持つ。カムの駆動はチェーンである。排気量は2580ccで、マキシマムパワーは105PS/5000rpm(標準型)、ないしは125PS/5000rpm(バンテージ)。2シーターの“サルーン”ボディは、ラゴンダ出身のスタイリスト、フランク・フィーレイのデザインで、極めてフレッシュなプロポーションを誇る。’50年の後期には、DB1同様ティックフォード製のドロップヘッドクーペも追加された。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バンテージ | - | 2580cc | 2 | 4速MT フロア | FR | 2 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。