アストンマーティン DB5

1964年1月~1965年1月

1963年夏、DB4に代わってデビューしたDB5は、アストン・マーティンにとっての黄金期、デイヴィッド・ブラウン時代を代表する偉大な三部作、DB4-6の中でも、バランスの高さや完成度などで最高傑作とされるモデルである。DB4最終型、シリーズ5と比較すると3995ccまで拡大されたエンジン、ZF社製5速トランスミッションの採用(最初期型のみはデイヴィッド・ブラウン自社製4速が組み合わされる)、若干変更されたルーフラインで拡大されたヘッドルームなどが目立つ変更点だが、それ意外にも細かい仕様変更は多岐に亘っていた。DB4時代にはトリプルキャブレターは高性能版“バンテージ”の特権だったが、DB5からは標準モデルにも3連装SUキャブが与えられ、DB4バンテージから16PSアップの282PSを発揮した。ボディのバリエーションは、基本的にはサルーンとドロップヘッドクーペの2本立てだが、ハロルド・ラドフォードの架装による極めて贅沢なエステートワゴン、“シューティング・ブレーク”も12台だけ製作された。またスペシャルヘッドとDB4GT以来の3連装ウェバーで314PSまでパワーアップされたDB5バンテージも設定されたが65台の生産に終わった。しかし、この車について一番有名なのは、やはりA.M.社のスペシャルコーチワーク部門で改装され、映画007「ゴールドフィンガー」と「サンダーボール作戦」に出演、“ボンドカー”の草分けとなったことであろう。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 3995cc 2 4速MT フロア FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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