アストンマーティン DB6

1965年1月~1970年1月

1965年末にデビューしたDB4~6三部作の究極的モデル。DB4、5からホイールベースを95mm延長、全長も50mm伸ばされた分は主に後席の居住性アップに充てられている。DB5以来、初の大規模な変更が与えられたボディには、DB4GTをベースに製作され、'63年のル・マン24時間に参戦したレーシングモデル“DP214/215”で空力的アドバンテージが証明された“コーダトロンカ”型テールが採用される。また、ウィンドシールドもDB4や5に比べると僅かに寝かされ、ノーズからダックテールに至るまで一層スムーズなラインが形成されていた。ところで、DB6のボディは一般的にいわれるようなトゥーリング特許スーパーレッジェラ工法によるものではなく、A.M.社内で再設計された自社製である。エンジンはスタンダードについてはDB5用がそのままのチューンで搭載されたが、バンテージ・ユニットは圧縮比のアップで325PSまで更なるチューンアップが施された。しかし、このDB6からは極めて高度なリファインが加えられて大幅にモダナイズされた一方、そのドライブフィールは明らかにマイルド化し、特にDB4時代に鮮明に感じられたスパルタンさは影を潜めた。DB6からはドロップヘッドクーペに“ボランテ”というペットネームが与えられる。1969年7月、シリーズ総計で1300台余りが生産されたヒット作DB6は、後継車DBSのコンポーネントを組み込んだDB6マークIIに進化する。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 3995cc 2 5速MT フロア FR 4 - -
(名称なし) - 3995cc 2 5速MT フロア FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

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