'75年にデビューしたオースティンのミドルクラスサルーン、プリンセスは、その後'78年にエンジンをアップ・トゥ・デイトしてプリンセスIIとなり、そして'82年には最終型のアンバサダーへと進化を遂げた。'70年代の基本的スタイルに'80年代風のモディファイという手法自体はモーリス・マリーナをイタルへと変身させた時と大きくは変わらないが、デビュー時から超コンサバティブだったマリーナと比べて、プリンセスは元来が先鋭的なウェッジシェイプスタイルだったので、'80年代風のマスクが与えられても違和感なく、新たに6ライトとされたサイドビューはスタイリッシュでさえあった。エンジンはプリンセスIIまでシリーズのトップモデルであった、横置きされる直列6気筒2.2リッターユニットがカタログから消え、直列4気筒OHC1.7リッターと2リッターの2本立てとされた。'84年には早くも生産を終了、単一機種としてはたった2年、プリンセスと合わせると9年間というアンバサダーの歴史は終結した。そしてアンバサダーの終了は、同時に伝統のオースティン・ブランドの終焉も意味していた。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1700 | - | 1795cc | 5 | 5速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。