オースティン アレグロ

1973年1月~1983年1月

ひとまわり大きなミニとして好評を博し、ベストセラーとなったADO16シリーズの発展版がアレグロ(ADO67)で、1973年5月にデビューした。ADO16よりわずかに大きくなったボディは2/4ドアセダンと2ドア+テールゲートのエステートの3種で、スタイリングはモダナイズされたものの、個性は弱められた。いわゆるイシゴニス方式と呼ばれるエンジン横置きによる前輪駆動ほか、基本的な構成はADO16のそれを受け継ぐが、サスペンションはラバーと液体によるハイドラスティックから窒素ガス+液体のハイドラガスに進化した。もちろん前後関連、全輪独立である。パワーユニットはADO16から受け継いだAタイプの4気筒OHV1098cc・45PS、1275cc・57PSのほか、マキシから流用したEタイプのチェーン駆動SOHC1485・68PS、1748cc・90PSの4種。ギアボックスは1100/1300は4速MT、1500/1750は5速MTが標準で、1100を除きオプションで4速ATが用意された。75年10月にフェイスリフトを受けてアレグロ2となったが、主な変更点は各グレードごとに区別していたフロントグリルを最上級車種のものに統一したこと、ペダルを前方に、またリアシートを後方に移動させることによってルームスペースを拡大したこと、および特徴であった四角いステアリングホイールを普通の丸型に改めたことなどである。79年10月にはエアダムスカートを装着するなど、再びフェイスリフトを受けアレグロ3となった。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
1300 - 1275cc 4 4速MT フロア FF 5 - -
1750 - 1748cc 4 5速MT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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