オースティン マキシ

1969年1月~1981年1月

1968年のBMCとレイランド・モーター合併後の最初の作品として、69年4月に登場した5座サルーン。サイズ的にはオースチン1100/1300(ADO16)とオースチン1800(ADO17)の中間で、スタイリングはADO17とそっくりだが、当時イギリスでヒットしていたルノー16を多分に意識しており、テールゲートを備える。また、フロントマスクはどことなくレイランド(トライアンフ)風である。内容的には横置きエンジンによる前輪駆動、ハイドラスティックの4輪独立懸架というADO16/17で実績のあるレイアウトを踏襲するが、エンジンが旧来のBMC・Bタイプに代えて、新たにチェーン駆動SOHCのEシリーズを積むことが最大の特徴。とはいえ、このエンジンはブロック、ヘッドともに鋳鉄製で、吸排気はターンフローというむしろ旧式な設計だったが、それでもOHVユニットからは格段の進歩といえた。当初のチューンは1485cc・68PSの1種のみで、これまたBLとしては初の5速ギアボックスと組み合わされた。70年にはエンジンをスケールアップした1750(1748cc・72PS)が、72年10月にはその高性能版たるHL(SUツインキャブと9.5の圧縮比で91PSを発生)が追加されたのち、73年には1750に4速ATがオプション設定された。80年には1500が消えて1750のみとなり、フェイスリフトが施されてマキシ2となった。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1485cc 5 5速MT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

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2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

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